私の生徒たちのおしゃれチェックは、ピーコの何倍もキビしー。




頭の先から足の先まで、こと細かくチェックされ、歯に衣着せぬコメントを頂く。良いことも悪いことも。




だから私も、楽しい授業をするエンターテイナーとして、服装には毎日気合を入れています。




男の子からほめられると、内心“いや~ん♪”みたいな小さな喜びがあったり。




で、今日。
突然、こんな発言。




Megan:“Weren't you wearing the skirt last year,
     too?”
メーガン:(先生、そのスカート去年もはいてなかった?)




びっくり!大正解!
だけど、何が悪いわけ?これは、今年“も”はける貴重なスカートのひとつなのに!




私が去年に着ていたものを覚えていることもすごいけど、なんで、そんな質問?っと思い。




私:“Yes, I was. But why? Is it bad?”
(ええ、着てたわよ。でも、どうして?それってダメかなぁ?)




でも、メーガンは



“Nothing. That’s pretty.”
(別に。素敵よ。)



って。ちゃんと答えてくれません。




なぜ?
何年も着るのはだめなのかなぁ?



で。彼女たちを見送ったあと、ふと気がつきました!



そうっか!



彼女たちは、どんどん大きくなるから、来年また同じスカートをはくことはないんだ!



毎年、季節ごとに新しい洋服を着るんだね。
きっと、そんなことがうれしいんだろうなぁ。



だから先生が去年と同じスカートをはいていたのは、ちょっと不思議だったのね。



私にも“大きくなる”ことがうれしい時期があったのかなぁ…。



でもね、メーガン。先生たち大人は、去年、おととし、その前から着ているものが、スルッと何の問題も着られることに、おおおおおおきな喜びを感じるのよ!



特に先生はね。




くすん。