英語の本を読んだり、映画やドラマを見たり、アプリも活用して毎日熱心に英語の勉強をされているあなた、お疲れさまです！
でも、本当に英語力が上達しているのか自信がない。
ドラマの会話はなんとなく聞き取れるようになってきたけど、英会話ができるようになっているのかわからない。
そんなふうに不安になっていませんか？
英語力に自信がもてない理由は、実践をしていないからかもしれません。
オンライン英会話などで実際に英語を使ってやり取りをしている方であっても、実は決められたテンプレートの中で会話していることも少なくなく、本当の意味での実践ではありません。
例えば突然道を聞かれたら。
きちんと聞き取れて道を教えてあげることができるのか。
こんな不安を解消するにも英語を話せる外国人の友だちを作ることは、英語力上達にとてもいい効果を与えてくれます。
友達との会話であれば毎回内容も異なりますし、何を聞かれるかもあらかじめ準備しておくということもできません。
英語ができるからという理由で海外に駐在した方も、仕事の合間の雑談が一番むずかしいと言います。
日常会話は英語力を鍛えるとてもよい手段なんです。
ここでは英語の話せる外国人友達になるメリットとその方法を考えていきたいと思います。
英語の話せる外国人と友達になるといいこととは？
英語がネイティブの方だけに限らず、英語の話せる外国人と友達になるとよいことは大きく2つあります。
1つ目は英語を使う機会が増えること。
英語上達に一番必要なことは、英語に接する機会を増やすことです。
映画やドラマ、読書など、インプットをする時間は自分で簡単に増やすことができる一方、アウトプットをする時間、特に話をする機会は一人ではなかなかできません。
でも、英語の話せる外国人の友だちがいれば、コミュニケーションを取るたびに英会話の機会が訪れます。
例えば平日は仕事の後にオンライン英会話で基礎力をつけ、週末に友達と会い実践する。
こんな生活を1年続ければ、積極的に活動した分、語学留学をしたのに日本人ばかりと一緒にいる子達よりも英語が上達している可能性はあります。
2つ目は他文化にふれることができるということ。
自分では当たり前だと思っていたことが外国人からすると驚くような習慣ということもあります。
ずっと日本に住んで日本人の友だちしかいないと見逃しがちなことも、外国人の友だちができると気づくことがたくさんあります。
これっておかしくない？と思うことが見つかるかと思うと、改めて日本ってすごいんだと感心することもあるでしょう。
日本では意識することのない宗教を背景にした規律やタブー、食習慣を持った人が多いことにも気づきます。
例えばカレー。
日本、インド、タイ、パキスタンのものを食べましたが、それぞれ使うお肉の種類も違えば味も違うし、一緒に食べるものもご飯だけでなくジャスミンライスやナンと全く違います。
こういったことも他文化から来た外国人の友だちを通して気づくことがあります。
単に英語が話せるようになった、というだけでなく本当の意味での国際性を身につけるにも他の国の文化を知ることは大きなプラスになります。
英語の話せる外国人と友達になる方法
英語の話せる外国人と友達になる利点がわかったら、どうやったら友達になれるかを考えていきましょう。
最近は海外からの旅行者が増えただけでなく、仕事をしている方や留学生など長期で滞在している方も多くいます。
周りを見てみると、意外と外国人ってたくさんいるんですよね。
長期滞在されている外国人の中には、言葉が通じない、ちょっとしたことも調べてもわからない、知り合いが少ない、食事や文化の違いなど、色々なことで悩んでいたり不安に思っている方も少なくありません。
そういった方達のお友達になれれば自分の英語力だけでなく、彼らも日本をもっと好きになってくれるし、日本に来てよかった！と思ってもらえるかもしれません。
外国人と知り合いになれる場所と、それぞれの特徴を順番に見ていきます。
学校や会社内に海外から来ている人がいないか探してみる
全く共通項のないところで声をかけても、お友達になることは難しいですが、学校や職場が同じであれば共通の話題もみつけやすいもの。
まずは自分のいる組織の中で外国人の方がいないか探してみましょう。
ただ、長く滞在されている方だとすでに日本語がペラペラになってしまっていることもあります。
訪日から時間が立っていない方のほうが誰かと知り合いになりたいと思っている可能性が高いので、友人になれる確率も上がります。
外国人の多い場所でバイトやボランティアをする
今自分のいるところに外国人の方がいない場合、特に学生さんであればバイトやボランティア活動を通じて探してみるのも良い方法です。
観光客ばかりを相手にするガイド的な仕事よりも、常連客のつきやすいバーでのバイトのほうが同じ人と何回もかおを合わせる機会ができ、友人になれるチャンスも増えます。
ボランティアも外国人にお世話するものよりも、外国人と一緒に何かをするもののほうがお友達になりやすいようです。
社会人の方であれば週末のイベントボランティなどを探してみるとよいかもしれません。
国際交流パーティー、イベントに参加する
パーティーというとちょっと身構えてしまいますが、グーグルで検索してみると語学習得を目的とした気軽な国際交流パーティーは意外とたくさんみつかります。
積極的に声をかけることができる人にとっては一度にたくさんの外国人の方と接することのできるよいチャンス。
外国人の方も日本人の知り合いを作りたいと思って参加するので、つながりを作りやすい場としては最適です。
ただし、交際相手募集などいわゆる出会い系のパーティーも多いので、イベントの目的を確認してから参加申込をすることをお忘れなく！
外国人の友人がいる友だちに紹介してもらう
すでに外国人の知り合いがいる友だちがいれば、一緒に遊ぶときに声をかけてもらえるようお願いしてみましょう。
本人だけでなく友達を連れてきてもらえば輪が広がりますし、共通の知り合いがいると安心感もあります。
日本に長く滞在している外国人の方に、知り合いが日本に来たら紹介してほしいと声をかけておくのもいいかもしれませんね。
外国人のよく行くバーに通ってみる
ちょっと難易度が高いですが、意気投合すれば一気に仲良くなれるチャンスがあるのがバー。
レストランに比べるとバーは行きつけを見つけて同じ店に通うことが多いので、何度も顔を合わせているうちに声をかけるチャンスも見つかるかもしれません。
中でも私のおすすめはスポーツバー。
大きなゲームのある日に行くと店全体が仲間のような雰囲気になっていて、全く知らない人でも自然と会話ができることもあります。
いい雰囲気のお店であれば、いっそバイト側に回ってしまうのもありだと思います。
アプリで探す
最近は外国人と知り合いになることを目的としたアプリも出ているようです。
有名なところではペアーズ/Pairs、マッチ・ドットコム/Matchなどがありますが、これらはどちらかというと交際相手を探す目的が強いのが特徴。
友達だけじゃなくて、パートナーを探していますという方は利用してみてもよいかもしれません。
ただ、無料のサービスは悪質なユーザーも多いと聞きますので信頼性の高いサービスを調べてから登録することをおすすめします。
短期でもいいので留学する
日本で外国人の友だちを作れればよいのですが、最初からスムーズに英語の会話をすることは難しいですよね。
やはり英語力上達の近道は、実際に外国で生活してみること、英語漬けの生活を送ること。短期留学でも良いので海外に出て1ヶ月でも現地で暮らしてみれば、日本にいる1ヶ月とは全く違った英語上達スピードを感じられると思いますよ。
日本からの短期留学で大人気でおすすめなのは、やはりフィリピン・セブ島留学。毎日7-8時間の英語レッスンはほぼマンツーマンレッスンで、強制的に数時間、英語を話したり聞いたりすることになります。一人で海外旅行に出たとしても、英語を話さない時間が意外と長いものですが、フィリピン英語留学なら間違いなく英語漬けになれるので、上達も早そうです。
外国人の友人を作る時に気をつけたいこと
最後に英語に限らず外国人の友人を作る時に頭に入れておいたほうが良いことがあります。
1つは、いつか帰ってしまうかもしれない相手ということ。
留学生にしても仕事で訪日している方も、期間が終われば帰ってしまう可能性があります。
今は飛行機代も安くなり、ネットを通して付き合いを続けることが簡単にできるようになりますが、やはり近くからいなくなってしまうのは悲しいもの。
特にパートナーを探している人は日本に残ってもらえない場合も多いことを意識しておくのは大切だと思います。
2つ目に文化や宗教感。
外国の方は日本人が思っているよりも宗教に影響を受けた文化や習慣を持っている場合が多いです。
軽く考えず相手の習慣を尊重し、日本の習慣を押し付けないように注意しましょう。
あまり神経質になる必要もないと思いますが、特に食事に配慮すると良い付き合いが長く続けられることにも繋がりやすいです。
最後に自分の意志や考えをしっかり持ち、相手に伝える努力をすること。
言わなくても伝わるだろう、というのはある意味日本人だけが持つ特殊な価値観です。
何も言わないのは自分の考えがないか、同意しているとみなされてしまいます。
YES、NOをはっきりと示すようにしたほうがかえって良い付き合いができる場合が多いです。
英語のできる外国人とお友達になることは、英語が上達するのにとても有効です。
積極的に声をかけて、いろいろな国の方と友達になれるといいですね！