2023年 8月11日 山の日
陥没乳頭手術を受ける日がとうとうやってきた
10時半からの予約
上半身裸で写真を撮ってベッドの上に横たわったのが10時45分
意外と冷静に淡々としている自分をこれまた冷静に客観視できるほどの余裕があるのは
2度目だからだろうか
目の上にガーゼが乗せられる
しかしここからである
視覚を奪われているため何をされてるか分からないし次に何が来るか予測不能
まずは右乳から
何か先の尖ったものが乳頭に!
え!メス!?
と思ったら先生がペンでデザインしているだけであった
ふ、ビビらせやがって
いちいちビクついていると私の左肩をトントンとリズム良く叩き始める看護師さん
「はい麻酔始めますよー」
いっっっっっって!
いっっっっっっっっってー(ものすごく痛い)
1本目
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
2本目
ぬぅぅぐぅぅぅぅぅぅ
こぶしを強く強く握りしめて痛みに耐える
3本目
痛みは感じなくなる
しかし視覚を奪われている上に先ほどの麻酔の痛さ、相変わらずいちいちビビりまくってカラダカチコチ
ところが
おっぱいに適度な刺激を受け続けて
そう、例えば寝かしつけてもらう時のトントンをされている様なあの感覚
とろ〜んと心地良ささえ感じて今度は眠気で飽和状態
眠りに落ちそうになるが度々先生や看護師さんが声をかけてくださるからその度にどこかに行っていた意識を戻される
「大丈夫ですかー?痛みとかないですかー?」
はい、大丈夫です
なんなら後半寝ちゃいそうになりました
「あ、麻酔すると眠くなるんですよ〜」
あ、そうなんだ
局所麻酔なのに手術中に寝る私ってある意味すげえって思ってたけど正常なのね
右乳終わり
「はい左ね〜」
右と同じ流れでデザインした後
麻酔1本目
ぐぅぅぅぅぅぅうっっぅぅぅぬぅぅ!!!!
麻酔の痛みを乗り越えさえすればね、あとは大丈夫
ぽわ〜
左乳では気持ちに余裕が出てきた分、更に意識がどこか遠くへ行った模様
「ボツさん大丈夫ですかー!」
またしても呼び戻される
あ、はい大丈夫です
「良かった、死んじゃったかと思った笑笑」
うん、いや寝かせて!
こんなブラックジョークが飛び出すほど手術室の雰囲気は和やか
手術が終わって時計を確認したらきっかり2時間だった
そんなに時間かかってたの?というくらい術中の苦痛はなかった(麻酔以外)
手術は順調に進んだが左乳に途中出血が見られて止血した分時間がかかったとのこと
陥没乳頭手術30分なんて書いてあるクリニックもあるけれど
それに比べたら本当に丁寧に手術をしてくれているんだなぁ
明日は術後の乳首の色を診てもらうため再来院