今朝、しゃにーが痙攣重積発作を起こし、救急搬送されました。
前回発作が起きたのは約2年前で、それ以降ずっと何も無く過ごせていたので、もう大丈夫だろうと油断していた頃にやってきました。
今回も何の予兆もなく突然でした。
午前8時半頃、自宅でおもちゃで遊んでいる時に、急にしゃにーが仰向けに倒れ、目を上転させてビクビク全身を硬直させて痙攣し始めました。

名前を呼びかけると一瞬意識が戻りましたが、抱っこして熱を測っている最中に再び痙攣が起き、止まりませんでした。(その時点で熱は37度9分)
呼吸も苦しそうな様子だったため、救急車を要請し、往診医の先生にも連絡しました。

救急車の中でサチュレーションを測ると、SpO2は80台、100%濃度の酸素マスクをしても90前半でした。
しゃにーの意識レベルは低く、苦しそうに全身を硬直させ、何度か嘔吐しました。
往診医の先生経由で、かかりつけのN病院に連絡していただいたところ、痙攣発作が続いている場合はN病院ではなく、近くの病院に受け入れてもらうよう指示があったため、自宅から一番近くの救命救急センターがある大学病院に搬送されました。
搬送時も痙攣は続いていました。

家族待合室で待機していると、救急医の先生が来られて説明がありました。
何も処置しないで自然に痙攣が収まり、泣き始めた。
痙攣が止まったので、かかりつけのN病院に転送する。

その後、乗ってきた救急車に再び乗り込みN病院に転送されました。
N病院では採血と感染症の検査をして、右手に抹消ルートを取りました。

各種検査の結果、COVID-19、インフルエンザA型B型、RSウイルス、アデノウイルスは全て陰性。
尿路感染も陰性でした。
咽頭が赤く、熱が38度5分まで上がり、CRPが1.7、白血球が15000以上あるため、一般的な風邪のウイルスによる風邪だろうとのこと。

とはいえ、20分以上の痙攣重積発作だったため、念のため小児病棟の個室に入院して経過を見ることになりました、

コロナ感染拡大防止のため病院は面会禁止です。
今は、しゃにーを預けて、足りない荷物を取りにいったん帰宅しているところです。
バタバタしていていろいろ忘れ物をしたのと、しゃにーにお気に入りのおもちゃを持っていってあげます。

外は季節外れの陽気なのに、最寄駅に向かう道には落ち葉がいっぱい積もっていて、なんだかふわふわとした現実感の無い気分になります。

平和な日常が崩れるのは一瞬です。
「備えよ常に」の精神でいなければと、気を引き締め直しました。