桃戸ハル企画・原案の「ミステリ仕掛けの英単語」という本の英文朗読を聴いてみました。朗読MP3は無料でダウンロードできます。朗読はちょうど良いスピードでした。



アマゾンの紹介文によると、本書の「特徴① おもしろさ折り紙つきのストーリー」と書いてあったのですが、それほど面白いとは思いませんでした。最初の10話は以下の通りです。

1. 完全犯罪
2. 心霊写真
3. 運転手の仕事
4. インベーダー
5. 名画の値段
6. 死を視る男
7. 何もしない夫
8. 透明人間
9. 運の悪い被害者
10. 華麗なる推理

この中で自分が特に面白いと思ったのは1と5ぐらいです。2と3は良さが分かりませんでした。残りはまぁまぁという程度です。全体的にやや期待はずれでした。でも、わたしは書籍を買って英文を読んでいないので、自分の聴解力に問題があって、ショートストーリーの良さを十分味わえていないのかもしれません。

本のタイトルには「ミステリ」という言葉が入っていますが、謎解きの要素はほとんどありません。これはショートショート(flash fiction)です。

表紙デザインは非常に良く、購買意欲をそそりますが、物語の内容そのものは並みですね。