3月29日から始まるNHKラジオ講座「中高生の基礎英語 in English」は、ダイアログもその解説もすべて英語で放送するそうです。それで、最寄の本屋でテキストを手にとって見てみると

定価550円でした。薄い本なのに高いな~!

過去数年間ほどラジオ講座のテキストをじっくり読んだことがなかったのですが、いつの間にこんなに値上げしたのでしょうか。年間通して購入すると6600円です。YouTubeに無料教材が無数にあるのに、わざわざ6600円も払う必要があるのでしょうか?

放送はすべて英語だそうですが、テキストには日本語の解説が付いていました。でも、この講座はまだマシです。お笑い芸能人が出演している講座もあります。人件費を無駄使いせずに、テキスト代を下げて欲しいです。

「オールイングリッシュで学ぶ超実践的な新しい英語講座」だそうですが、このテキストはどの程度売れるのでしょうか。中高生を主な顧客層にしているようですが、一体何人の中学生が買うのかな。



テキストの表紙には「オールイングリッシュで学ぶ」と書いてありますが、講師からのメッセージには前置詞を入れて「All in English!」になっていました。それが正しいと思います。講師は明海大学教授ですからね。

それにしても感嘆符が2つも付いています。さらにその後には「Never give up! Let's keep on going together!」と続きます。ホントに感嘆符が好きな人ですね。まるで某ブロガーみたいだ(笑)。



『ちょっとひと言』
オールイングリッシュとは、英語の授業を英語だけで行う事を指すようです。教師の能力も必要ですが、生徒はどうなのでしょうか。授業中に何か疑問があって先生に質問したくても、「英語で質問しなければいけない」と強制されたら、英語が苦手な生徒は質問しないと思います。結局、塾の先生に日本語で教えてもらうことになるでしょう。学校の授業で教えて貰えない部分を塾の先生が担当する(苦笑)。