DMM英会話のDAILY NEWSに2020年11月22日付けで「Green Tea and Coffee May Help Diabetes Patients Live Longer」という教材がありました。福岡県の研究者の調査によると、2型糖尿病患者では、緑茶またはコーヒーを飲む量が多いほど死亡リスクが低下するそうです。毎日緑茶を1杯飲むと死亡リスクが15%低下し、2~3杯では27%、4杯以上では40%低下することが分かりました。コーヒーでも同様の効果が認められました。

この調査は5000人弱の患者を5年前後追跡しているので、わりと信用できる結果だと思います。緑茶やコーヒーを飲みすぎるとカフェイン摂取過剰になって健康に良くないような気がしていたのですが、少なくとも2型糖尿病患者ではそういう心配は無用のようです。この無料教材は以下の研究に基づいています。

Additive effects of green tea and coffee on all-cause mortality in patients with type 2 diabetes mellitus: the Fukuoka Diabetes Registry


話は変わりますが、私は最近寝つきが悪くて少し困っていました。夜寒くなったせいかもしれませんが、カフェインの取りすぎも原因のひとつではないかと思っていたのです。自分は緑茶、紅茶、コーヒーいずれもよく飲みます。

カフェイン量を減らそうと思ってスーパーを探していたら、伊藤園の「おーいお茶 緑茶 カフェインゼロ」を安売りしていました。470mLで税込み100円未満だったので、試しに1本買って帰ったのですが期待はずれでした。

簡単に言うと出涸らしです。カフェインゼロ、渋味ゼロ、旨みレス、風味レスの飲料でした。もし目隠しされて飲んだら、自分は麦茶か緑茶か区別できないと思います。とにかく薄過ぎます。わたしは二度と買いません。これを飲むぐらいだったら、はと麦入りむぎ茶を飲んだほうがマシです。アマゾンのカスタマーレビューには「下手するとお茶風味の水です」と書いていましたが、まったく同感です。


一方、日本緑茶センター株式会社の「やさしいデカフェ紅茶 アールグレイ」は買って良かったです。これも普通の紅茶に比べると薄いのですが、ティーバッグなので自分の好みで浸出時間を調節することができて便利です。

暫くは麦茶とデカフェ紅茶で様子を見ようと思います。