ようやく正月気分が抜けたところで、Penguin Readers Level 2の「Apollo 13」を読みました。これは、Tom Hanks主演の映画「アポロ13」を小説化したもので、Pearson社の公式ウェブサイトによると、Level 2の難易度は英検準2級程度だそうです。

 

さて、厳しい訓練を受けた宇宙飛行士3名がApollo 13に乗って月へ向かいます。しかし、月面着陸を目前にして、ロケットに致命的な故障が発生します。僅かな電力、燃料、酸素しかない状況で、ヒューストンと宇宙飛行士が知恵を出し合い、無事生還する方法を模索します。

 

この本を読んで分かったことは、ロケットには様々な予定外のアクシデントが起こりうること、そして、予定された飛行コースから外れても、ある程度はマニュアルで軌道修正が可能だということです。

 

そうは言っても、酸素タンクが壊れて機体から酸素が漏れているのが目視できた時は、想像を超える不安と恐怖だったと思います。残された時間も酸素も電力も僅かな危機的状況で、宇宙飛行士はよく冷静に対処できたなーと感心しました。

 

これはまさに九死に一生を得た物語です。後日、DVDをレンタルして原作映画を見てみようと思います。

 

用語集
lunar … 月の
measles … 麻疹