Star Trek Continuesのエピソード6「Come Not Between the Dragons」をYouTubeで見ました。このエピソードは、児童虐待の原因を暗示するような話でした。

 

物語は、隕石が船体に当たって外壁が損傷することから始まります。ところが、船体に穴を開けたのは隕石ではなく岩のような生命体でした。この侵入者を追うようにして、巨大な未確認物体がEnterpriseの前に現れ、衝撃波のようなものを放射します。

 

すると、Enterpriseの乗組員が怒りっぽくなり、口論、激高、暴力が頻発するようになります。特に影響を受けたのはスポックですが、次第にほぼ全ての乗組員が感情的になります。

 

そのような状況下で、Elizaは侵入者Usdiと意思の疎通が可能になり、巨大な未確認物体はUsdiの父親であり、父親はUsdiに対して怒りを爆発させているようでした。

 

子供を必要以上に叱ったり怒りをぶちまける父親は、その父親自身が癒されていない可能性があります。自分が癒されていないので、身近な対象(子供)に怒りの矛先を向けてしまうのかも。Elizaの父もそんな人間だったようです。少し考えさせられるエピソードでした。

 


GLOSSARY
aft … 船尾に
barge into … ノックせずに入る
bulkhead … 船内の隔壁
conduit … 導管
console … 制御卓
hull … 船体
infrangible … 破壊できない
sanctuary … 避難所、聖域
shroud … 幕、包む
starboard … 右舷へ向ける