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7、オリジナルのフレーズ集ができた

 




 連結ふせんワークで作ったフレーズを、次々にノートに書き込み、オリジナルのフレーズ集を作っていきました。




 フレーズ集を作ることによって、自分の使う場面をしっかりと腹に落とすことができます。





    市販の単語帳やフレーズ集と違って、自分自身の中から出てきたものですので、使う頻度が全く違います。






 むしろ使うものしか書き込んでいないわけですから、これほど有効なモノはありません。






 僕は仕事の接客応対で使うフレーズばかりでしたので、制服の胸ポケットに入れられるサイズのノートを選びました。






 このフレーズ集を常に携帯し、事あるごとに確認や追加するようにしました。そして常にこのフレーズ集をベースにして学習を進めていったのです。






 教材は、1つに絞ると効果的です。





    大好きな漫画でも同時に2冊読み進めるのは大変です。





    それが英語学習のわけですし、参考書によっては同じものでも表現方法が異なったりするモノもあります。






 自分の学習に対する力を分散させないように一極集中させることによってより効果を高めたのです。






 僕はこのフレーズ集に書き込んだフレーズをひたすら暗記することにしました。





  「単に暗記をしても臨機応変に対応できないだろう!」と考える方もいるかもしれませんが、意外と効果的なのです。






 僕は車掌になったときに教導の方に指定されたフレーズを即座に話すという訓練をしてきました。






例えば、車掌ですから、




1、「ご乗車ありがとうございます。」


2、「この電車は○○線○○行きです。」


3、「主な駅の到着時刻をご案内致します。」


4、「○○駅には○時○分の到着です。その次の・・・。」


5、「先頭車両が○号車、最後部車両が○号車です。」


6、「お手洗いは○号車、○号車と○号車です。」


7、「この電車は、全車両・全区間で禁煙です。」


などです。






    これらのフレーズを平日・休日か、通勤時間帯・日中時間帯などの状況に応じて教導の方が横でアドバイスをしてくれるのです。






 「今は通勤時間帯だ!乗り慣れているお客さまばかりだ。1と2と3だけ!」「今回は休日だ。不慣れなお客さまもたくさんご乗車されるからフルコースだ!」などと、その場の状況に応じてアドバイスしてくれたのです。






 僕はこれを「ナンバーズシステム」と名付けました。





    言われた通りのフレーズをその場ですぐにアウトプットする訓練になったのです。






 日本語を20数年間使ってきても、車掌になるときには、「車掌で話す言葉」を教導の方に教えていただきます。





    そして教導の言葉をそっくり真似して一人前になるのです。






 定型文でも、自分の使うフレーズであれば、それはもう自分のオリジナルです。





    基本ができていなければ応用は絶対にできまません。あとは場面によって取捨選択していくだけです。