4、効率の良いフレーズの覚え方は雑巾から学んだ
あなたは、普段の掃除や年末の大掃除などでどのような清掃用具を使っていますか?
ホコリなど床の上に落ちているゴミなどを取り除くためには掃除機などが手軽ですね。
しかし、お子さまがいらっしゃる家庭では、床などについてしまったクレヨンの汚れなども天敵ですね。
そんな汚れを落とす際に大活躍するのが雑巾です。
ソーイングが得意な方は、使わなくなったタオルを再利用する方もいると思いますし、今ではお店にも雑巾になって売られています。
その雑巾を使って掃除をしていたときに気付いたことをシェアしたいと思います。
まず、雑巾をあなたの脳、水を英語と考えてこのパートを読んで下さい。
例えば、子どもが床に書いてしまった鉛筆の汚れを落とすときをイメージしてみましょう。
雑巾は乾拭きという使用方法もありますが、鉛筆の汚れは落ちにくいです。
そこで、水拭きにしたらどうでしょうか?まずは乾いた雑巾に水を含ませて絞ります。ここにポイントがあるのです。
水を含みすぎてもビチャビチャになってしまい、結果床が水浸しになってしまいます。
逆に、水を数滴しか含んでいない雑巾は、ほとんど乾拭きと変わりません。
水を一旦タップリと染み込ませ、堅く絞らないと掃除には適しません。
僕は、英語も全く同じだと気付いたのです。
英単語やフレーズを全く覚えずに、海外の方の前に立ったところで、何もできなく終わってしまいます。
逆に、たくさん覚えているからと言っても、そのときに場違いなフレーズを使っていては会話が成り立ちません。
やはり、適量なのです。
一度、たくさんのフレーズに目を通して、自分に使うものを見極め、使わないものを削ぎ落とすからこそ、自分の使う場面でスンナリと使いたいフレーズが出てくるのです。
気付かないかもしれませんが、僕たちが日本語で話すときも頭の中で、ある程度使うフレーズや単語をカテゴライズしています。
食事の話をするときは、食べ物や飲み物、お弁当やレストランなどに関係する知識を無意識的に集めているのです。
そして、食べ物の話をするからといって、何もフランス料理、インド料理などと全ての国の食事を集める必要はありません。
あなたが、その話をする相手によって、その話題の質と量によっても使うフレーズは変わります。
別に、インド料理に詳しくなければ、「ごめん、僕インド料理の事全くわからないんだ!」と言ってしまえばいいのです。
英語も、「それ、僕の専門分野外!」と割り切れることが大切です。
英単語やフレーズを覚えるときも、あなたが料理のことに詳しければ、料理にまず絞って覚える。スポーツであればスポーツ、旅行であれば旅行というように、絞ってみましょう!
雑巾のように水を絞ることと同様に、英語もポイントを絞ることが大切です。