【英語学習者のインテリアとして最適な「英文法地図」改訂バージョン③】 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

from 師範代Shinya

 

(→前回の続き)

 

英文法地図の改訂バージョンに収録されている文法項目を、1つずつチェックしていきましょう。

 

大きく分けて13項目あります。

①文型

英文を組み立てる時の基本ルールが文型です。

 

日本語と違って英語は、「並べる順番で意味が決まる言語」です。

 

日本語だったら、

 

「ナンシーは、トムに、プレゼントを、あげた。」

 

という語順を入れ替えて、

 

「トムに、ナンシーは、プレゼントを、あげた。」

 

「あげた、プレゼントを、ナンシーは、トムに。」

 

と言っても、言いたいことは通じます。

 

でも、英語では語順を入れ替えると意味が変わってしまいます。

 

Nancy gave Tom a present.
(ナンシーはトムにプレゼントをあげた。)

 

Tom gave Nancy a present.
(トムはナンシーにプレゼントをあげた。)

 

A present gave Nancy Tom.

(プレゼントはナンシーにトムをあげた。?!)

 

みたいに、意味が全然違ってしまうのです。

 

日本人だったら、「そんなの、文脈と雰囲気でなんとなく分かるんじゃないの?」と思うかもしれません。

 

でも、英語は日本語のように「空気を読む」ことを前提に作られた言語ではありません。

 

むしろ真逆です。

 

文化のカベを超えて、色んな人種の間で「世界共通語」として使われながら発展してきた歴史があります。

 

そのため、「ちゃんと言わなきゃ分からない」が大前提としてあります。


だから、語順のルールがビシッと決められていて、例外は認められないのです。

 

そして文型ルールは、たったの5つしかありません。

 

覚えるのがラクです。

 

とりあえず5つの基本文型さえ押さえてしまえば、後は色んな英文の意味を取りやすくなります。

 

英文法地図の改訂版には、しっかり5文型のルールが入っています。

 

さらに、5文型に分類しづらい There is 構文(~がある)も、番外編として追加されています。

 

②疑問、否定、感嘆、命令、強調、倒置

5文型を覚えても、たまに「あれ?この並びおかしくない?」と感じるものが出てきます。

 

それが、この項目です。たとえば、

 

He is kind.
(彼は優しい)

 

という英文の語順を入れ替えて、

 

Is he kind?
(彼は優しいの?)

 

という言い方にできます。

 

これは、疑問形のパターンです。

 

また、

 

How kind he is!
(彼はなんて優しいんだ!)

 

と驚きを表す感嘆文でも、語順が変わります。

 

また、「強調構文」というルールもあります。

 

たとえば、

 

Nancy gave Tom a present yesterday.
(昨日、ナンシーはトムにプレゼントをあげた。)

 

という言い回しでは、yesterday はふつう一番後ろに来ます。

 

でもたまに、「昨日」を強調したくなることがあります。

 

「昨日なんだよ、ナンシーがトムにプレゼントをあげたのは。」

 

と言いたいときには、どう言えば良いのでしょうか?

 

1つは、yesterday を前に出して、

 

Yesterday, Nancy gave Tom a present.

 

と言うことができます。

 

これだけでも、「昨日」を強調できます。

 

でも、さらに強調する言い方が「強調構文」です。

 

作り方は、こんな感じです。

 

↓↓↓

 

It was yesterday that Nancy gave Tom a present.

(それは昨日だったんだよ、ナンシーがトムにプレゼントをあげたのは。)

 

この文章では、新しく it, was, that というパーツが加わって、語順が変わっています。

 

英文法地図では、こういった文法ルールの解説も入っているので、自分の知識の抜けをチェックすることができるのです。

 

 

・・・つづく

 

 

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