【日本の「自然を愛する文化」が、英語リスニングのハードルを上げる理由⑥】 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

 from 師範代Shinya

 

(→前回の続き)

 

僕が英語学習を始めて最初の1年間は、「とにかくひたすら英語のシャワーを浴びる」という作業を繰り返していました。

 

でも、ほとんど効果が感じられませんでした。

 

その理由は、今になって振り返ると分かります。

 

聞き取れなかった英語を、そのままにしていたからです。

 

「今、本当は何と言っていたのか?」

 

その答え合わせをしないまま、ひたすら新しいフレーズを聞き続けていたのです。

 

本気でリスニングを伸ばしたいと思ったら、ちゃんと台本がある英文を聞きながら、体系的にステップを踏んで練習をする必要があります。

 

僕が最初の1年間でやっていたことは、体系的なステップとは程遠い「ぶっつけ本番の連続体験」だったのです。

 

でも、僕は英語のシャワーを浴び始めてから半年後に、もう1つだけ新しく始めていたことがありました。

 

当時は英語の勉強をしているという意識はなかったので、やっていたこと自体忘れてしまうほどでした。

 

それは、「英語の歌をカラオケで歌えるようにする練習」です。

 

なぜ僕が英語の歌を練習したかというと、「ネイティブとのフリートークが長時間続けられなかったから」です。

 

外国人バーで仲良くなったネイティブの友人と、バーの外で遊ぼう!となった時に、飲み屋に行って雑談するだけの英語力は、僕にはありませんでした。

 

そこで代わりに、カラオケに行くようになったのです。

 

カラオケのいいところは、フリートーク時間を限りなく短くできることです。

 

自分が歌っている間はしゃべる必要がないし、相手が歌っている間もしゃべる必要がありません。

 

せいぜい、歌い始める前と終わりに「You are good!」みたいな短いセリフを言うだけで済みます。

 

それに、当時の僕にとっては、ネイティブの歌う英語の歌をカラオケで聞くのは新鮮で、楽しく感じました。

 

ネイティブの人たちも、自国にカラオケボックス文化がないので、面白がって何度もカラオケに行きたがりました。

 

そのため、僕は日本人&ネイティブ合わせて5~6人のカラオケ仲間を作って、月に1~2回ぐらいのペースでカラオケに行くようになりました。

 

新しい英語の歌を練習

最初は、僕は手持ちの歌が2~3曲しかありませんでした。

 

でも、同じ仲間と何度もカラオケに行くとなると、毎回同じ歌を歌うのもつまらなくなってきます。

 

「次回までには新しい曲が歌えるようにしたいなぁ~」という欲が出てくるようになりました。

 

そこで、新しく英語の歌を練習し始めたのです。

 

英語の歌を滑らかに歌うには、「単語同士の音のつながり」がとても大事になってきます。

 

check it out を「チェック・イット・アウト」と発音していては、曲に間に合いません。

 

チェッケラウ!と短く滑らかに発音する必要があります。

 

中には、「こんなに長い歌詞を、こんなに短い時間で発音してるの?」と驚くようなパートにいくつも遭遇しました。

 

全体的にゆっくり聞こえるバラード曲でも、突然音がつながって早く発音するパートが出てきたりするのです。

 

曲のメロディーに合わせて歌詞を発音するためには、音のつながりを意識することが必須でした。

 

この歌練習のおかげで、僕の耳は少しずつ、ネイティブ発音の速さに慣れてきました。

 

そしてもう1つ、とても良いリスニング練習になった部分があります。

 

それは、「歌詞の意味」です。

 

歌詞の意味が理解できない

歌詞の場合、日常会話のセリフと違って、含みを持たせた言い回しが多くなります。

 

「何でこの英単語の組み合わせで、この日本語訳になるんだろう?」

 

という表現が多く登場するのです。

 

1つ1つは知っている英単語だし、組み合わさった時の熟語としての意味も分かる。

 

だけど、熟語として考えても、なぜこの日本語訳になるのか分からない。

 

辞書で調べても、この意味は載っていない。

 

もう、ワケ分からない!

 

とイライラすることが、多くありました。

 

そのうち僕は、歌詞の意味を1つ1つしっかり理解しようとするのをあきらめました。

 

次回のカラオケに間に合わせるためには、意味取りの時間はムダに思えたからです。

 

歌詞の文法や意味を理解したい気持ちを手放して、ただ、「文字と音を一致させる」という作業を繰り返すようになりました。

 

今思い返すと、この作業が「意味を考えないで聞くリスニング」になっていたのです。

 

 

 

・・・つづく

 

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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