【アドリブで話す力を手に入れる:ビジネス英語パワー音読トレーニング④】 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

 

 from 師範代Shinya

 

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※最近新しく発売(復刻)された「パワー音読トレーニング」シリーズ3部作のレベル3:ビジネス編の本のレビューの続きです。

 

「柔の英語」を使えるようになるために必要な5つの武器、

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※最近新しく発売(復刻)された「パワー音読トレーニング」シリーズ3部作のレベル3:ビジネス編の本のレビューの続きです。

 

「柔の英語」を使えるようになるために必要な5つの武器、

 

①無生物主語

 

②基本動詞(+前置詞)

 

③関係詞(WH語)

 

④it

 

⑤カンマ+which

 

のうち、④と⑤をご紹介します。

 

④it

英語で話そうと思った時に、「何を主語にするか?」で迷うことは多いです。

 

日本語だと主語なしで言えてしまうことが多いので、僕らは日常的に主語を意識しません。

 

たとえば、

 

「欲しいなら、それあげようか?」

 

という日本語フレーズには、主語も目的語もありません。

 

本来は、

 

「(あなたが)欲しいなら、(私は)それを(あなたに)あげようか?」

 

と言っているわけです。

 

でも、日本語は空気を読む言語なので、状況からして明らかに分かる時には、主語も目的語も言いません。

 

実際に、「あなたが欲しいなら、私はそれを、あなたにあげようか?」なんて言ったら、相手には冗長に聞こえてしまうでしょう。

 

でも、英語ではそんな荒っぽいことはできません。

 

英語の世界では、大事な主語と目的語を省くなど、言語道断なのです。

 

でも、英語でもお互いの中で「分かるでしょ?」という居通認識はあります。

 

そういう時には、主語や目的語を言わないのではなく、「it」で代用するという技が使われます。

 

実際に、ネイティブ同士のカジュアルな会話を見ていると、驚くほど it の登場頻度が高いことに気付きます。

 

この本の著者のカズ先生は、

 

「日本語で主語が省かれる言い回しを英語にする時には、it にするとうまく表現できることが多い」

 

と書かれています。

 

たとえば、

 

「かわいそうに」

 

「ないことはない(可能性がある)」

 

「割に合わない」

 

などの表現は、英語で何を主語にしていいのか迷いますよね。

 

そんな時には、it の出番です。

 

・かわいそうに = It breaks my heart.

 

・ないことはない(可能性がある)= It's possible.

 

・割に合わない = It doesn't pay.

 

のように、すべて主語を it にすることで対応できます。

 

主語だけではなく、目的語も同じです。

 

「気にしないで」

 

「わかるでしょ?」

 

「(わかっちゃいるけど)ついやっちゃう」

 

などの日本語表現は、「何を?」の目的語が抜けています。

 

この日本語を英語にしようとした時に、目的語を何にするか迷うわけです。

 

そこで、すべて it で対応できます。

 

・気にしないで = Forget it.

 

・わかるでしょ? = You know it.

 

・(わかっちゃいるけど)ついやっちゃう = I just can't hold it.

 

など、中学英語の範囲内の英単語と文法+it でいけてしまうのです。

 

しかも、ネイティブの耳には自然に聞こえます。

 

(※上記の表現は、「英会話パワー音読」の方のテキストから引用しています)

 

ビジネスでも同じ

ちなみに、この it の使い方ができるのは、カジュアルな場面だけではありません。

 

ビジネス上での英会話でも、同じように使えます。

 

実際に、この「ビジネス英語パワー音読」のテキストの例文の中でも、it がたくさん登場します。

 

とりあえず、迷ったら it!

 

ぐらいに覚えておくだけでも、ど忘れに対応できるようになるでしょう。
 

もちろん、it の周りの動詞を何にするか?などで迷うことはあると思います。

 

ただ、これもたくさんの it の使用例に慣れてくると、自然に感覚が養われていきます。

 

僕が今自分の音読用に使ってる「日本語のように話せるキレッキレ英語」のテキストも、同じカズ先生が書いた本なので、同じコンセプトで it がたくさん登場します。

 

it を使った例文のパターンを何種類も音読するうちに、「ここでは it が使えるのでは?」という感覚が養われてきました。

 

その結果、ふだんの日常会話で「今まで口にしたことがない表現」を英語で言おうとした時にも、 it でうまく言い表せる機会が少しずつ増えてきた感覚があります。

 

ちなみに僕は、自分で英作文した時に、「ここも it でいけるか?ダメか?」と迷った時には、次の方法で確かめています。

 

↓↓↓

 

①オンライン英会話レッスンの最中であれば、試しに使ってみて、ネイティブの先生の反応を確かめる。

 

②ひとりでいる時に突然「これって英語でこう言えるかな?」とひらめいた時には、チャットGPTに聞く。

 

英語フレーズをそのまま打ち込んだ後、「○○という意味でこの言い回しをしたいのですが、自然ですか?言いたいことが通じますか?」という質問文を入力する。

 

この2つをやることで、自分が考えた it の使い方が正しいかどうか分かるので、どんどん it の使い方の感覚が養われている気がします。

 

次回は、最後の5つ目の武器をご紹介します。

 

 

 

・・・つづく。(この記事のシリーズを最初から読む場合はこちらをクリック)

 

 

 


今回ご紹介したパワー音読シリーズはこちら↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

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