2日間も休んでしまってすみません…。

自分があまりにも不手際すぎてやることが進まなかったのか原因です…。

 

 

というのと、後シンプルにどこか行く用があまりなくなったんでネタが切れたのが奥底にある所以です。

 

 

 

というわけで、しばらくは過去の自分の旅や画像を紹介といった形になります。

 

 

 

 

今から約2年前に私はカナダのバンクーバーに2か月間滞在しました。

 

 

 

カナダの左下の方にあり、ちょっと下の方へ進めばもうすぐそこは、アメリカです。

 

 

アメリカの大陸横断鉄道といえば、Amtrakをご存じでしょうか。

短距離区間だとニューヨーク~フィラデルフィア、長距離区間だとロサンゼルス~シカゴを中心に2日かけて結ぶ列車も存在します。

 

今回はカナダ バンクーバー~アメリカ シアトルを結ぶAmtrakをご紹介。

 

 

通称Amtrak Cascadeと呼ばれるこの列車は、バンクーバー~シアトルを4時間半で結ぶ。

主にアメリカのカリフォルニア州を走るAmtrak Cascadeは、バンクーバー~シアトル以外にも、バンクーバー~ポートランド、ポートランド~スプリングフィールド(オレゴン州)といった路線網を連ねている。

 

 

 

タイムテーブルは以下に示す。

 

 

カナダ バンクーバーからは早朝にポートランド行、夕方にシアトル行が運転される。

両者において使われる客車は全然違い、上にあげた写真はシアトル行用の列車。

 

 

  

 

ポートランド行の方はもっとオシャンティーな車両が来る。

 

 

カナダのバンクーバーはこの パシフィックセントラルステーションから出発する。

日本とは違った立派な造りが、海外の鉄道に乗って旅をするという旅情を感じさせてくれる。

 

 

シアトルまでは4時間半。

アムトラックの中では乗車時間が短い方。

ロサンゼルス~シカゴを結ぶ通称 Amtrak Southwest chiefは43時間弱と丸々2日間かかる。

なので、Amtrakを体験してみたいという人はこのAmtrak Cascadeに乗ってみるといいだろう。

 

値段もCoachシートで44ドル、一週間前までに予約すれば34ドル(だったと思う)で予約することができる。

 

 

 

車内はこんな感じ。

当時は2月だったので、暗闇の中を駆け抜ける形になる。

座席もフカフカで、例えて言うならN700系グリーン車に匹敵するくらいの快適さだった。

 

Amtrakは定時で走ることは実はあまりない。

この日も車両故障の影響で1時間遅れて出発した。

短距離だからあまり誤差はないかもしれないが、長距離列車だと±30分~2時間くらい遅れたり、これが一番厄介なのだが早発することもある。

途中駅から乗る人は是非気を付けていただきたい。

 

 

割と高速で突っ走ったAmtrak Cascadeは国境を渡り、無事シアトルに到着。

もう夜遅いというのに容赦なくデカい警笛をバンバン鳴らしまくってて、乗ってる側としては非常に面白かった。

日本じゃないので、それが当たり前だと思っている沿線民にとってはあまり耳障りだと感じないのだろうか。

 

 

最期に客車の写真をもう一枚。

ホームが滅茶滅茶低いため、脚立を使って乗り降りをする。

転落事故という概念は一切ない。

 

 

最後にシアトル駅付近の写真を一枚。

到着も2300前とすっかり夜遅くなってしまったが、それでもささやかな光がこの先の度へと気分を華やかにさせてくれる。

 

 

今回はこれで終了。

もう少し画像を載せたいところだったのだが、暗かったのと荷物を見張ってなければならなかったので写真はこれだけ。

 

 

 

バンクーバーからシアトルへの渡航は、経済的な理由でバスを使う人が多い。

自分も帰りはバスを使ったのだが、本数も日中に5本あり、25ドル前後で行くことができる。

しかし、バスだと窮屈なのと、国境を渡る際に一旦降りて入国審査をしなければならないので色々厄介。

対してAmtrakは10ドルくらい高くなるが、快適なシートで沿線の風景をじっくり楽しむことができる。

写真を撮ってなかったのだが、Amtrak Cascadeにはカフェもあるのでコーヒーを飲みながらガタゴト揺られる列車の旅を楽しむのもよさそうだ。

 

 

 

ただ、どちらにも言えることは、時間の保証はできないこと。

予定を立てる際は、充分に余裕のある行程を組むといいだろう。

 

 

 

 

ではではまた