九州北部 福岡県小倉駅から大分県夜明駅まで結ぶ地方路線こと、日田彦山線。
かつては石炭輸送を目的に敷かれた路線は、現在は沿線地区のささやかな足かせとして活躍している。
今回はその日田彦山線の写真を共有。
自分が日田彦山線に訪れたのは、昨年の9月。
Goto travel によって旅行代金が安くなるので、九州北部を旅行。
そして同じ時期にJR九州からもみんなの九州きっぷが発売されたので、福岡と大分を旅行。
その合間を縫って日田彦山線を散策。
正式には、日田彦山線は日豊本線との分岐点である城野駅が起点とされているが、全ての列車において小倉駅が発着地点となる。
ソニック3号で小倉まで移動してきた後、小倉始発田川後藤寺行に乗車。
2両編成の気動車を連ねるも、自分以外誰もいない状態で小倉駅を出発する。
あまり深く考えずに降りた駅は、小倉から5つ目の駅 志井公園。
もう少し踏み込んで採銅所駅まで行こうかと思ったが、この日は別府で温泉に入りたかったのでこの程度にとどめておいた。
というのと、志井公園駅の近くには北九州モノレールの企救丘駅があり、日田彦山線がしばらく来ない場合に北九州モノレールで小倉に早めに戻れるといった利点がある。
しかし、写真でも見ていただけるとわかる通り、日田彦山線は志井公園駅付近とはいえ、緑に囲まれたレールをたどってくる。
景色が本当にきれい。
志井公園駅から志位方面に歩いてみると、集落や緑の大地に囲まれた空間に踊り出る
秋を迎えると、稲刈りシーズン。
その奥を通過するキハ47。
都会とはかけ離れた光景に、ある種ののどかさを感じます。
令和と時代が変わり、地元横浜付近でも着々と新しい車両と置き換わる中、こうやって古くから走り続け、今でもなお匂いを感じさせない頑張りにちょっぴり安心。
大村線ではYC1系に置き換えられている中、日田彦山線のこの光景はいつまで見られるのだろうか…。