写真は昭和島駅東口。
都会とは思えないくらい小さな駅には、駅員さんはいない。
券売機と一つの改札がポツンとおいてあるだけ。
周辺の工場利用者が当駅を利用するのだが、日中は乗降客数があまり見受けられず、非常に閑散としている。
改札を抜け、小さな通路を通ると
羽田空港方面と浜松町方面のホームに分かれる。
昭和島駅には東口の他にも西口があり、西口を出ると都道316号線に出る。
写真はないが、東口の雰囲気とあまり大差はない。
先程の分かれ道を右側に進むと、待合室が併設されている。
10分以上差が開くということは始発終電近く以外はあまり見られないが、なぜかポツン。
で驚くべきなのが
精算機が待合室に設置されている!
普通改札の近くに置くべきものがなぜここに置いてあるのか謎でしかない。
そして早速ホームへ上がる。
ホーム狭いけれど、ホームドアが設置されているので転落事故になることはない。
東京モノレールの中でも、ホームの立地面積は大きく、唯一の2面4線の構造をしている。
それを利用して、多くの普通が当駅で空港快速の通過待ちを行う。
浜松町側に振り向くと、何本かモノレールが留置している。
東京モノレールの車両基地は昭和島にあり、ここで大半のモノレールは一日の始まりと終わりを迎える。
事実、浜松町からは羽田空港行だけでなく、昭和島行も存在する。
平日の夜に2本、土休日に1本のみの昭和島行は当駅に到着後、車庫に入庫して一日を終える。
ただ、昭和島始発のモノレールは、羽田空港方面、浜松町方面共に存在しない。
早速浜松町方面の普通が待避線にやってきた。
当駅で空港快速の通過待ちをする。
ちなみに以前まで運転されていた区間快速も当駅を通過するのだが、2021年3月をもって一時的に消滅した。
コロナが収まったら復活するのだろうか。
奥から空港快速がやってくる。
ライトがついてないのでわかりづらいかもしれないが、現在進行形で通過中です(笑)
モノレールが通過し終えると、退避していた普通が出発する。
昭和島駅ではモノレールのポイント切り替えを見れる唯一の駅で、そのシーンが実に面白い。
動画にも収めてきたので、以下の動画をご覧いただきたい。
いかがだっただろうか。
レールがグニャっとなるシーンをご覧いただけただろうか。
電車のレールとはまた違った切り替わり方が、見ている側としても面白いし見ていて楽しい。
そして自分の乗る羽田空港方面の電車も来たので、これにて天空橋へと戻ります。
写真は左が停車中の普通、右が通過中の空港快速。
天空橋に着いた後、物語はまだまだ続きます。
それでは次回~