カルデラの大地が作り上げた阿蘇の寛大な自然を堪能した後は、再び阿蘇駅に戻り、さらに熊本へと戻る。
時刻は13:25。
当初は大分方面へと向かい、ソニックで博多へと向かおうと思っていたのだが、阿蘇から2駅先の宮地駅から先の電車の少なさにやられ、選択肢は熊本の一択となってしまう。
 
 
スクショは宮地駅の大分方面の時刻表。
この絶望的な列車の少なさ。
一応13:09に豊後竹田行があるが、これは阿蘇駅13:03発 特急 あそ3号 宮地行 に乗らないと接続ができない。
もうそれ以降宮地~豊後竹田を横断するには、九州横断特急 3号まで待たなくてはならないのである。
 
九州横断特急に乗って大分でソニックに接続したとしても博多に着くのが2030。
最終のJALにギリ間に合わない。
もう仕方ない、熊本へ引き返すしかないのか…。
 
 
 
 
 
阿蘇駅ではこのような形で切符を売っている。
ここから先は特急 あそ4号 熊本行 にて熊本へと向かう。
あそ号の自由席特急券はこの自動券売機でも買える。
阿蘇→熊本の自由席特急料金はわずか630円。
意外に安い。
 
自分は指定席で行きたかったので、窓口で指定券を発行してもらう。
 
しかし阿蘇駅窓口の機械の関係上、一応指定席券は発行できるが少々手間がかかるみたい。
窓口のおっちゃんに
「自由席でも十分だと思いますよ!」
っと言われるが、そんなことで怯むわけにはいかない。
確かに自由席でも十分だが、自分が欲しいのは乗ったという証拠。
自由席特急券だと特急 あそ4号 という表記が切符には印字されない。
というわけで、半ば強引に指定席券を発行してもらった。
みんなの九州切符の範疇内なわけですから。
 
 
 
阿蘇駅にはこうやって食事処が併設されている。
帰って書籍読んで知ったのだが、阿蘇駅構内に「レストラン 火星」というななつ星の朝食会場にもなっているレストランがあるらしい。
当時は、阿蘇駅にそんな豪華なレストランがあったことも知らず…。
 
 

 

ホームに出て特急 あそ号が来るのを待つ。

肥後大津方面は山々の景色が綺麗。

 

 

それにしても阿蘇駅はのどかなとこ。

天気がいいと落ち着く。

この日は気温も上がってきていて、18度くらいだった。

過ごしやすい。

 

 

とここで特急あそ号がやってきた。

2両編成。

先頭車両 2号車が自由席で、後部車両 1号車が指定席。

 

 

 

特急 あそ号の方向幕。

方向幕内に185と車両の形式まで入っている。

関東の185系がもうじきなくなるというのに、九州の185系はそんな素振りを見せることもなく、2021年もエンジンを唸らせながらバリバリ働く。

 

 

反対方向から宮地行 普通列車もやってきた。

こちらもキハ40での運行。

やはり阿蘇山バックに走るローカル列車は映える。

 

 

転線して2番線に到着。

ちなみにこの電車で終点宮地に着いても大分方面 豊後竹田行には接続できない。

ていうか宮地から大分方面に向かうには、阿蘇駅だろうと宮地駅だろうと九州横断特急まで待たなくてはならない。

つまり阿蘇駅で後2時間半待ちぼうけ。

 

 

車内はこのような感じ。

車内は一面暖色を纏っている。

座席も広くフカフカで乗り心地抜群!

 

 

特急あそ号は宮地駅始発。大分方面からはやってこない。

それもあってか指定席も随分と空いている。

 

 

立野駅に到着。

ここで再び宮地行 普通列車と行き違う。

しかし豊肥本線って大分界隈だとキハ200だとかキハ125とかがやたらと来たのだが、熊本界隈はほとんどキハ40なのだな。

 

 

キハ185系には少々狭いが、このようにフリースペースが設けられている。

あそぼーい!の指定券が取れなくて、泣く泣くキハ185系になったとしても、このような形で団らんの機会を設けることができる。

 

 

列車は熊本駅に到着。

折り返し、九州横断特急 3号 別府行

 

 

 

 

 

そう。

こいつに乗らないと宮地から先には行けない。

なので極端なことを言うと、あの時阿蘇駅で待っても宮地駅で待っても熊本駅まで引き返しても結局こいつになるのだw

 

 

 

さてさて、これで豊肥本線の特急 2種類に無事乗車完了!

ここから先は熊本駅で市電を撮ったり、ラーメンを食べたりなどします。

 

 

 

ではまた次回~