2020に向けて導入される小学校三年生からの英語教育、

早い自治体では既に導入しているところもありますが、
わたしの住む自治体では来年からです。

今日は、公立小の英語の授業のお手伝いをするための講習を受けて来ました〜〜。


一足先に、今後の小学校の英語の授業がどうなるのかを、覗き見ることができましたー。
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いま、公立小の先生達は、とても大変なようです。なにせ、英語が話せない、英語が苦手な先生でも、英語を教えなくてはならなくなるのですから。。。これまで小学校で英語を教えることが前提で教員資格の制度が作られていないのです。

ですから、今回講習を受けた私たちのような英語を教えた経験のある先生がクラスに授業の補助に入ることが必要になります。

ちなみに下記が小学校の英語の概要です。(注:自治体により異なる)

クローバー3,4年生については、
英語は必修化です。(成績はつかない)

☆目標:
外国語を用いたコミュニケーションを図る素地づくり
「聞くこと」「話すこと」が中心です。


クローバー5,6年生になると、英語は科目化されます。(成績がつく)
年間70時間、週に2コマ英語の授業があります。

☆目標
外国語を用いたコミュニケーションの基礎づくり
「聞くこと」「話すこと」に加え、
「読むこと」「書くこと」が加わりますが、見ながら書く写す程度でフォニックスは教え込まない。とのこと。


使用するテキストや教材なども見せてもらいましたが、
歌やチャンツはmpiさんやsuper simple songなど、
絵本もエリックカールのBrown Brown Bear What Do You seeやSpotくんシリーズなど。

うーん、
これって、おうち英語だと2歳で使う素材だよなぁ〜

おうち英語っこは、確実に退屈しそうだし、
少しでも英語を習った子でも簡単に感じてしまいそう。

もちろん、歌を歌ったりゲーム性のあるアクティビティなども沢山あるから、中学年までは、英語を気にしなければ楽しめる子もいるかもしれないですね。

ひらめき電球講習の中で英語が話せる帰国子女の子供達にはどう対応すべきか?というお話がありました。

自治体からのアドバイスとしては、
英語のできる子を事前に把握して、その子の性格を事前に確認しておいて、適切に対応する。と、いうことでした。

積極的にお手本になれる子は、活用する、
逆に人前で英語を披露したくない子には無理強いしない、、ということなんですね。

色々な英語のレベルの子供達が混在する場合は先生達も難しいでしょうね。

英語のレッスンというのは、レベルが合わないと、英語力を伸ばすという意味では無駄になることが多いので、
おうち英語っこを持つ母としては複雑な気持ちです。

あまりにも意味がないなら、レベルに合った本を教室の隅で静かに読むことを許可してもらいたい、なんて気持ちも正直言えば、あります。

講習で先生や自治体の方が一生懸命に良い授業になるよう努力されてる姿をみると、授業に参加しないのは申し訳ない気もします。

一方で、英語の授業は英語力を伸ばすこと以外にも、
コミュニケーション力を鍛えたり、
他の文化を知るという目的もあるはずです。

うちの娘には、良い意味で他の生徒に役に立つような役割を果たせるようになってほしいなぁ。



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