世界から尊敬されるアイデンティティーを持つこと | ハリウッド俳優を目指していた男が3ヶ月で英語をマスターした勉強法

ハリウッド俳優を目指していた男が3ヶ月で英語をマスターした勉強法

英語の成績が1のバカ学生でも、三ヶ月で英語が話せる勉強法を紹介。これから英語を学習する人には目的が必要だと思います。英語をこのブログで学ぶなら、英語の力を使って日本社会に貢献するくらいの気持ちを持って学んでください。

これからますます日本ではグローバル化の時代と叫ばれそうな世相になってきました。小学校では英語が何故か必修科目になり、当たり前のように外国語を礼讃する世論が形成されつつあります。

この流れが正しいかどうかと言われれば、正直あまり正しいとは思いませんが、国際的な舞台において英語が重要な道具の一つであるということは疑いようもありません。

これから先、政治・経済・社会・科学・技術・文化・伝統・芸能……。分野を問わず、英語を通じたコミュニケーションの役割は日増しに増大していくでしょう。

しかし、小学校での強制的な英語必修化に見られるように、外国語でのコミュニケーションというものを誤解されて教えられているように思います。コミュニケーションとは、単なる会話能力だけがあれば良いという単純な話では決してありません

コミュニケーションにおいて重要なことは、まず、相手が耳を傾けたくなるような有意義な情報を発信できるかということが一番に問われます。日本語でもこの流れは当たり前で、自分の言いたいこともろくに言えない人間や相手のためになることを発信できない人間に人は興味を示すでしょうか?

恐らく、鼻で笑われて無視されるのがオチです。

相手と会話する時には、相手の言うことをしっかりと理解できることが求められますし、相手が好意を持って接してくれるように人間的な魅力を何よりも大切に育まなくてはなりません。少なくとも、ただなんとなく外国語を子供に教えているだけの教育に意味はないのです。当然、大人が学ぶ上でも同様です。

「英語を学習して世界で戦いたい」「英語を学習して就職に有利になりたい」「英語を覚えさせて、子供の将来の可能性を広げるため」このように様々な思いを持ってこのブログを見てくださっている事と思います。

しかし現実は、英語単体には人間を成長させるだけの力は無く、英語だけを学んでも世の中では通用しないことが分かるはずです。世界相手に戦うことも、就職を有利に運ぶことも、子供の将来の可能性を広げることも、創造力や論理力そして、人間的な魅力を学ばせなければ英語が本当の力を発揮することができません。

したがって、小学校や中学校そして高校だけの英語教育では真の意味でのコミュニケーション能力は身に付けません。

国際的に活躍するためには、英語の会話脳力が必須のように思っている人が今の日本には少なくありませんが、政治面・経済面・文化面・芸能面・歴史面……などのなんであれ、本当に世界から愛され尊敬されるものがあれば、日本語で通じるのです!

例えば、海外の高級店などでは日本語は結構通用したりします。

これは日本人がたくさん海外に行っているためでしょう。ただこの場合は「お金の力」なので、そんなに誇れることでもないでしょうが、世界を見れば柔道や剣道・アニメ・マンガ・あらゆる日本製品は、世界から見ればとても魅力的に映っていることでしょう。当然それを気に日本に興味を持ち日本語を覚えたという方も年々増えています。

他には外国に行くスポーツ選手なんかもそうでしょう。海外で活躍しているスポーツ選手のほとんども外国語の能力がない状態で日本から飛び出すことが少なくありません。代表的な例で言うとイチローがまさにそうでしょう。今はどうか知りませんが、当時からイチローは英会話能力なしに全米で大人気を得るほどのトッププレイヤーに躍り出ました。

つまり、英語能力なんて無くても人間としての魅力があれば、日本の文化やスポーツ選手たちのように世界から高い評価を頂き、活躍することができるのです。

反対に、平凡な英会話能力が少しばかりあるくらいでは、個性(アイデンティティー)を重んじられる英語を使った国際舞台では厳しい生存競争を生き抜くことはできないでしょう。

世界を相手に戦うことを真剣に考えているなら、英語以上に自分をしっかりとアピールできるアイデンティティーを持つことが重要です。

人間性だけは、いくら本を読んで勉強しても一朝一夕では身につきません。