こんにちは!
eighttwoです。

みなさんはTOEICという英語の試験を受けたことはありますか?

 

このテストは受験すると、スコアというものが出て、最高得点は990点です。

 

疑問に思いませんか?

なんで、きりがわるいのか?

なぜ1000点にしなかったのか?

あと10点足すだけで1000点になるではないかと?

 

この理由を考えてみましょう!

 

まずTOEICのスコアの仕組みとして一番重要なことをお伝えします。

スコアは10~990点の範囲で出されます。

すなわち、0点はとることができません。

 

なぜか?

学校の定期試験と資格試験は異なるからです。

 

資格試験は、就職活動、入学試験、各種認定などに使われます。

そして、受験者は1年に何十回も行われている試験のどれかを受けてスコアを取得します。

当然、いずれの試験も試験問題は変えられているので、試験問題の難易度に多少の差が生じてしまいます。

 

すると、どうでしょうか?

 

スコアとしてはどの日時の試験を受けても同一の試験とみなされるのに、試験問題が難しいときにうけてしまったら、自分の得点は下がってしまい、不利ではないかと?

まさにそのとおりであり、その問題を払拭しなくてはいけません。

 

そこで、難易度によってスコアの調整を行うことで、異なる回の試験を受けていても平等性が保てるようになっているのです。

 

そのため、たとえ全部間違えていたとしても、調整がはいり、10点以下になることがありません。

これと同様に、たとえすべての問題が解けても、その回の試験がたまたま少し簡単だったからかもしれません。

1000点というスコアは満点のイメージを植え付けてしまいます。

 

990点という数字は誤差と調整を踏まえた上での数値なのです。

 

 

ありがとうございました。

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