若手エンジニア向け:アプリテストが爆速で捗る“端末設定&小ワザ”集(iPhone/Android | eightthousandのブログ

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📱若手エンジニア向け:アプリテストが爆速で捗る“端末設定&小ワザ”集(iPhone/Android共通)


🧭まずは「再現性」を上げる基礎セット

  • 機内→Wi-Fi/5G切替の定型化
    例:初回起動は機内→Wi-Fi→4G→5Gの順で試す。通信依存の初期化不具合を拾いやすい。
    利点:環境差バグ発見が早い/欠点:手順が増える
  • 自動日時オフ→時刻いじりテスト
    例:月末23:55起動→0:05跨ぎでサブスク更新確認。
    利点:時刻依存バグ検出/欠点:社内MDMで制限される場合あり(要確認)
  • 通知ON/OFF・集中モード検証
    例:通知バナー→タップで期待画面?消音中の挙動は?
    利点:実利用に近い/欠点:端末ごと再設定が手間

🍎iPhoneで効く設定&ツール

  • ディベロッパーモード+Safari Webインスペクタ
    例:WebViewのレイアウトズレをその場でDOM確認。
    利点:原因絞り込みが速い/欠点:初回準備に再起動などが必要
  • 開発者メニューのネットワーク調整(擬似低速)
    例:3G相当で画像読み込み順を確認。
    利点:遅延・タイムアウト再現/欠点:OS更新で項目名の変動あり(※仕様変動は推測)
  • アクセシビリティ(文字サイズ・太字・コントラスト・色反転)
    例:ダイナミックタイプ最大でレイアウトが崩れないか。
    利点:実ユーザー問題を先取り/欠点:画面録画が読みづらくなる
  • 省データ & 低電力モード
    例:画像CDNのフォールバック、バックグラウンド更新の扱いを確認。

🤖Androidで効く設定&ツール

  • 開発者向けオプション(USB/Wirelessデバッグ、ポインタ表示、レイアウト境界表示)
    例:タップ判定ズレは「ポインタの位置」で即発見。
    利点:目視で当たり判定が見える/欠点:「レイアウト境界」は派手で見にくい
  • アニメーションスケール0.5x/0x
    例:タイトな遷移でクラッシュする画面の再現度が上がる。
    利点:UI競合の炙り出し/欠点:実ユーザー体験と乖離
  • バックグラウンドプロセス上限/“アクティビティを保持しない”
    例:画面回転・多タスク復帰で状態保持が壊れないか。
    利点:状態管理の弱点発見/欠点:普段使いに不向き(検証後は戻す)

🌐共通:ネットワーク&プロキシ系

  • プロキシ(Charles/Proxyman/mitmproxy)で通信を“見える化”
    例:初回起動のAPI順、キャッシュ制御、リトライ間隔を確認。
    利点:原因が数値で残る/欠点:証明書導入が手間
  • DNS/接続先切替の動線確保(隠し設定より“環境スイッチ”)
    例:Prod/Stg/Devトグルと“現在の接続先表示”を常設。
    利点:人的ミス減/欠点:実装コスト

🧪ユーザー状態の疑似再現

  • 初回起動(まっさら)
    例:iOSは「Appを削除→再インストール」、Androidは「ストレージ消去」。
    利点:オンボーディング欠陥を検出/欠点:都度ログインが面倒
  • 低ストレージ/低RAM
    例:写真を大量保存→起動。画像生成やカメラ機能の失敗を観測。
    利点:クラッシュ予防/欠点:端末が重くなる
  • 権限の部分拒否
    例:位置情報は「App使用中のみ+正確な位置オフ」で地図ピンのずれを確認。
    利点:“許可しないユーザー”も想定できる/欠点:パターン爆発

👁️‍🗨️表示・操作の“人間差”テスト

  • 言語/地域/暦/時刻形式変更
    例:英語(UK)/アラビア語(右→左)/和暦で日付崩れがないか。
  • アクセシビリティ操作
    例:VoiceOver/TalkBackでナビゲーション順やラベル読み上げを確認。
    利点:WCAG観点の穴埋め/欠点:学習コスト

🧰計測・再現性を高める仕事術

  • 画面録画+タップ表示(Androidは開発者オプション、iOSは指先シール等)
    例:QA報告に“手の動き”が残り、再現が早い。
  • ビルド番号・環境・端末名を自動埋め込み(アプリ内“診断シート”)
    例:問い合わせ画面にv1.2.3 (123) / iPhone 15 iOS 18.0 / Stgを一括貼付。
  • ネットワーク遅延を数値でログ
    例:APIごとにDNS/Connect/TTFB/Totalを計測して出力。
    利点:勘ではなく数字で議論/欠点:ログが多いと解析が重い

💡水平思考の追加テスト観点

  • “再ログイン阻害”チェック:二段階認証やSMS遅延で戻れない動線がないか
  • “横取り通知”チェック:通知タップ→途中で権限要求→目的画面に戻れない問題
  • “オフライン復帰”:地下→地上でキューが正しく再送されるか
    ※将来的にOS側の最適化で復帰ロジックが変わる可能性(推測)

✅まとめ(要点)

  • 端末設定を味方に:開発者/アクセシビリティ/ネットワーク調整で“再現性”を上げる
  • 計測と記録:画面録画・数値ログ・診断シートで議論を定量化
  • 戻し忘れ厳禁:開発者設定や擬似低速は検証後に元へ