今週の木曜会は初登場の中西美奈子先生でした。最近木曜会では人気のサイキック講師、時明先生から大推薦いただきお迎えした先生です。

和服姿でご登場。日ごろから好んで着られているそうですが、なんと、木曜会のためにあつらえたそうです。その立ち振る舞いはスリムで自然。日本が誇る着物文化に久々に心和む思いでした。

しかし、そんな先生にも、今では笑ってしまう体験があったようです。バスタブに身体がはまって抜けられない程太っていた!?ご主人の手をかりてやっと抜けたそうですが…。その巨体がどうなったかというと…、日々の食事で25kg、ファスティングで8kg、運動で2kg、通算35kgの減量を2年で成功させたそうです。杏林予防医学研究所で学び、細胞環境デザイン学中級過程終了。現在はミネラルファスティング&食育のアドバイザーとして食事法の指導をされています。杏林予防医学研究所といえば、木曜会ではお馴染みの講師、山田豊文先生が設立された組織。エイトスターでは健康、栄養に関して長きに亘り指導いただいています。繋がっている事を感じます。

 

本日のテーマは「からだよろこぶごはんのはなし」-「気づき」

 

食事の改善は本一冊読めば誰でも出来る。二冊読むと迷う。三冊読むと訳が分からなくなる。食事の回数もそれぞれ違うことが書かれています。

「どれも正解で、どれも不正解。何故なら皆顔が違うように、血液型が違うように、性格が違うように、一人づつ皆違います。そんな中で一番大切なのは‘気づき’」と先生。身体に良いと言われる食べ物でも、毎日食べても身体の変化が分からない。しかも、身体に良いと言われているから嫌いだけど毎日食べている。それは結果的に身体に良くないこと。溢れる情報の中から自分に合ったものを選ぶこと、それが気づきだと説かれました。そして食に関して大切な事は、

「いただきます」と手を合わせて食事をすること

この言葉にはこんな意味があります。

  • 相手の命(食材)
  • 神様
  • 作ってくれる人のエネルギー時間
  • 自分の命(時間=命)

多くの人が知っていて、行っていることですが、「いただきます」の言葉も声にして言い、感謝して食事をする事が大切。不思議と身体が痩せるそうですから、試してみてください。また食事は「良く噛む」ことが大事。消化を助け、負担なくたんぱく質や栄養も摂れ、身体を整えることに繋がるそうです。

 

14年程前に子宮癌が見つかった先生。子宮摘出、抗がん剤、ホルモン剤、放射線治療を医師に勧められ、それでも5年後の生存率は60%だと言われました。絶望の淵に立たされた先生をご主人の一言が救います。

「お前は癌じゃない。お前の病気は俺が治す」。

それまでお医者様など人に治して貰うことしか考えていなかった先生は、ご主人の言葉で気づきます。「自分で病気を治そう」と。

「何で私は癌になったんだろう?」「どうしたら自分で治せるんだろう?」と考えます。エネルギーを奪っていた物、身体に悪かった物を一つひとつマイナスしていきます。調べていくと、癌を死滅させるNK細胞は笑うと活性化することが分かり、笑って癌を治そうと決めたそうです。子宮摘出、抗がん剤、ホルモン剤、放射線治療は行わず。

癌は消えていきました。気づいたことにより自分で癌を治すことができたのです。癌の宣告から今年で14年たったそうです。

 

ご自身の体験から、身体を整えるには「よく噛む」「空腹の時間を作る」「本物を食べる」ことが大切だとメッセージを残されました。

 

よく聞くフレーズ、「気づき」。

魂を磨く学びの道でも、宗教的な修行道でも、一般の社会でも大切な課題への第一歩は気づき。気づきがないと何も始まらず、前にも進みません。次のステージへの扉は開かず、ステップアップへの階段も上る事ができません。

気づきは、日常の中で静かにアンテナを巡らせ、多くある情報や出来事の中から先ずは感じ取る事。気づきのチャンスを見逃さないためにも日頃から感性を磨く事が大切だと感じます。身体の不調も身体の声を聴く、という事です。

 

中西先生、お客様、ありがとうございました。

次回8日の木曜会は山川亜希子先生をお迎えいたします。