今週は1年半ぶりに清水竜馬先生をお迎えしました。

竜馬先生を大推薦、紹介くださったのは舩井勝仁先生(舩井幸雄氏の後継者)。今時の生き方(暮らし方)をしている才能あるカウンセラー、と高い評価をされています。

仕事は最低限の生活をするためのもので、経営者さんの相談、法人コンサルティングなど。それ以外は旅をしたり(多くを知るため)、学んだり(歴史)、多方面の人と出会い知識を得ているそうです。 循環型経済、 NGOや国際平和、アジア(日本)での今後の障害者雇用の取り組みなど、活動内容は多岐に亘ります。今時の暮らし方とは、2〜3週間は東京に滞在、小さなワーキングスペース借りて仕事をし、後はボランティア活動やコーチング、カウンセリングなどをしながら国内を転々とされています。

 

「今日はエイプリルフールなので好き勝手に大ボラを吹こうと思います」と

お話はスタートしました。テーマは「嘘と本当」。「嘘」の反対側に「本当」があり、「本当って何!?」と常日頃考えているそうです。例えば、

「宇宙人とかUFOはつい最近までは一般的にはウソッポイ話という認識でしたが、NHKのニュースでアメリカ政府がUFOとコンタクトしていたと認めたというニュースが流れ、今ではUFOの存在は本当で、逆にUFOはいないといっていた人たちが非常識になった」という話になりました。スピリチュアルの世界でも、神秘体験は体験したからその人にとっては真実になり、大半が体験していないと嘘とか非常識になります。宗教の発祥についても、誰もが学んだこと、それ以前の歴史があるようです。「本当」がどこから来ているのかをちゃんと見なくてはいけない、と先生。

時代や情報、学びの範囲により決められてしまう嘘と真実。時の流れで嘘は真実となり、また、真実は消え去って行くのかもしれません。そのような認識、思考の変遷に身をおいていても、自分にとっての「本当のこと」「望み」は己の魂が欲するゴールがとても大事なのだと指針を示されました。常識、非常識とされているもの、嘘や本当とされているものを自分自身で見極めることが大事なのです。

 

お客様からのご質問を紹介します。

問「本当の悩みを探すのは自分に問いかけるのですか?」

答「悩んでいる所には必ず両方にメリット、デメリットがあります。本当にどうしたいかといったら、両方のいいとこ取りをしたいんだよねという所からはじめていきます。独立しようかなと悩んでいる人がいて話を聴いていると、こっちが良いかな、やっぱりこっちが良いかなというのを、ずっと繰り返している。『本当はこうなったら最高なんだよね』と言うと大体が『そうなのよ。でもそんなことがあるわけがない』と言います。でも今の場所からそこに至るためにどうやったら出来ることがあるかなという事をやっていったら、本当にしたいことであればモチベーションも上がるし、外からの色々な出来事も起こってくるので、ありえないことが起こります。それがスピリチャリティとか引き寄せの話なのでは…」。

 

幼い頃に居場所がなく、何のために生まれて来たのかなと思い始めたことがきっかけでカウンセラーやコンサルティングの仕事をしていると先生。ご自身の内面をワープしていくと小さな頃の思い出とか、両親をどう思っていたか、そんな自身に遭遇されたそうです。笑顔で温厚な先生からは程遠い幼少期。学んだ知識だけではなく、辛い経験を乗り越えたからこそ、「本当のカウンセリング」が出来るのではないでしょうか。迷路に入りこんだ心を導く、正に心医!

木曜会の類の会は、大半の方が過去に思うことがあってお話しを聞きにきているのではないかとおっしゃいます。

 

悩む心に寄せる波は、きっと乗り越えられると思えるひと時。争いのない、明るい世界を想像させてくれた時空となりました。先生の自由人としての旅は誰よりも「人を愛し、生命を重んじ、平和を願う」道程のようです。

 

清水先生、お客様、ありがとうございました。

 

次回8日の木曜会は、NHK番組「プロフェッショナル」に取り上げられた初登場白坂亜紀先生をお迎えいたします。