今週の講師サッチー亀井先生は今年すでに三回目のご出演です。

稀な体験を重ねて現在に至った先生は、やはり選ばれた人と思わざるを得ません。日本における‘スピリチュアル’分野の原点を築き上げた桑原(ひろ)(よし)(ペンネーム:山波言太郎)氏と出会い、師匠として共に生活するという体験や、マイケル・ジャクソンとの交流など稀な体験ですが、今夜お話頂いた内容も個人的とはいえ、かなり信じがたい体験ばかりでした。

ご本人曰く、10代半ばの頃までは所謂(いわゆる)「非行少年」の日々でしたが、ちょっとした事から18歳でウィンドサーフィンと出合い、猛練習の末プロデビューを果たします。スポンサーが付くまでは肉体労働やホストクラブなどバイトに明け暮れます。プロ選手時代から運営しているサーフショップに本腰を入れながら、1980年代後半から師事し、23年間一緒に暮らし家族同然の付き合いだったスピリチュアル界の第一人者「桑原啓善」師匠の一番弟子として修行を積みます。日本や海外約60カ国以上、約180以上の試合に参戦、トップアスリートへと駆け上がっていく中、マイケル・ジャクソンと出会います。それは…、

アメリカのゴールデンタイムのニュースで映し出されたワールドカップの試合。そこに映っていた先生にマイケルから突然電話が入ります。それも宿泊先のお金を入れて使用するピンク電話に…。そして、

「君と僕は同じアカシックレコードのナンバーなんだよ」とマイケルの驚くべき言葉。その後、マイケルとの交流が始まります。

 

師事した桑原氏の助言もあり、先生は世界中の聖地巡礼とパワースポット巡りを敢行。延べ1846ヶ所以上を踏破。ヨガも1980年代後半から行い、世界各地のヴィパサナ瞑想道場やサマタ瞑想の道場、クリヤヨガの研鑽(けんさん)等を行います。スリランカやインド・チべット・エジプト・南米・アメリカなど、世界中約1800カ所もの聖地とパワースポットを訪れ、ヨガと瞑想、スピリチュアルを極めていく中、すべてが「クリヤヨガ」に通じていることを確信し、現在は クリヤヨガマスター/スピリチュアルヒーラーとして活躍中です。

 

今回、先生から申し出のあったテーマは癌を治したお話。

突然の吐血と下血で肝臓癌だと解ります。ウインドサーファーとしてもこれからと言う時だったので、目の前は真っ暗。西洋医学での治療だと抗癌剤や放射線治療が主流。迷いの中、秋田県玉川温泉の映像が見え、早速に出かけて行きます。2か月ほど湯治生活をおくりましたが、実は先生は温泉は好きでも熱いお湯に入るのは苦手。ストレスが溜まったそうです。

ある時考えついたのが、抗癌剤の分子構造を調べて、自分の細胞に合う自然治療を目指したそうです。

 

ドイツで、バイオリンの音色に心ひかれ、また、‘癌を治すために普段と違うことをした’というあるドイツ人の言葉が印象深く心に入ります。ここからがマイケルとの交流が大きな役目を担いました。マイケルの紹介で、破格の値段で住まいやスーパーカーをレンタルします。大好きな車を3年間で10万キロ走らせ…、これらのお蔭か、肝臓癌はすっかり消えていたそうです。

 

その後直腸癌になり、パリの占い師に言われたとおりの3種類の薬草で助かります。次に胃癌になった時は日本の古い医学書に書かれている教え「地面に埋まることが良い」に学び、ブラジルで地面に埋まったり、水晶の鉱山に籠ったりしたそうです。またグァラパリのブラックサンドビーチへも行って来たそうです。ここは世界でも有数の自然放射線量の地域としても知られ、先生も癌にとても効果があったと思っているそうです。

 

世界や日本の聖地巡礼と薬草療法、スーパーカーによる音叉療法(「音叉」は「振動」であり、「周波数」そのものから出来ている)音響療法(リラックス効果)とウインドサーフィン、ヨガの呼吸法と瞑想法によって癌は完治したと最後はまとめられました。

何にせよ、追究し探究するパワーが今の先生の礎になっていると確信しました。

何かを成し遂げる人には必ずそのパワーが備わっています。

サッチー先生、お客様、有難うございました。

 

「マイケル・ジャクソンと神秘のカバラ/ キング・オブ・ポップ 精神世界探求の軌跡」              サッチー亀井 著 ヒカルランド 1,997円(税込)