「まだ人を集めてはいけない状況なのに…こんなに沢山の方にお集まりいただきました。ここは不思議なスペースで、流行風邪がうつらない所なんです…、エイトスターのもっているエネルギーだと思うのです」と、田村はいつものようにニコヤカに、信じ切った思いの司会でスタートしました。

 

予定していた6月11日の会は、先生の体調不良でキャンセル、本日に延期となりました。

木曜会が28年前にスタートして以来、当時から定期的にご出演いただいていた先生ですが、延期は初めてのことです。丁度、世間はコロナウイルス騒ぎ真っ只中、木曜会も影響を受け、5~6月は何人かの先生方が延期を申し出られていました。このような事態も、木曜会が始まって以来の事です。

 

5月に体調を崩されなかなか完治されず、10数キロも痩せられたとか。病み上がりの時期でしたが、先生はいつものように笑顔でお元気に立ちっぱなしで二時間をお話されました。参加者の方々も、「笑顔の紘矢先生」を待ちに待っていたかのように、会場内は元気印のエネルギーで満たされました。

さて病気のお話です。今回の病は、

「最後に超えなければいけなかった‘ラスト・バリア’」だったと先生。(山川先生ご夫妻翻訳本『ラスト・バリア』)

精神世界では、良い事も悪い事も必要な事が起こる。そしてそれらは、自分が引き寄せていると、多くのリーダーたちは話します。その言葉に多くの人がその意味を理解していくのですが、先生は今回の病気という体験から、

「病気になるように、自分でしている。自分の人生は自分が創っているのだから…。

 自分が種を蒔き、自分で刈る。全てが自分のせいなのです」と今迄以上に感じられたそうです。

ラスト・バリアとしての今回の病気は何故起こったのでしょうか?それまでは気付かずに暴飲暴食をしていた生活。胃腸を酷使していたのでしょう。結果的に胃腸が悲鳴をあげていたようです。食べ物に関してはどうも無頓着だったという結果でした。身体にとっての節目は病気にならなければ分からなかった事。今は1日2食で古の日本人が当り前に食していた必要最低限度の物でよいのだと確信されたのです。

「79歳を前に病気をしてエゴが取れました」と先生。

 

病気に感謝です。病気を克服された方の多くから聞く言葉です。

確かに、コロナウイルスに感染し、完治された方たちが

「生きていることに感謝です。何が大切かわかりました。価値観が変わりました。生活を変えます…、などなど」生かされていることへの思いを語っています。

後半の質疑応答の中でも強調されていましたが、先生の私信は、

「幸せを感じる人生を過ごす」ということです。その幸せは色々ですが、自分が感じる幸せで周囲が幸せになることが大切だと仰います。もしも、お金が欲しくて働くにしても、得たお金をどう使うのか…、どう使うかで自分が幸せをどう感じるのか、そして幾分でも、自分の幸せが周囲の誰かに幸せ連鎖を起こしているか…、そのことが大切なキーポイントのようです。

山川紘矢先生有難うございました。暑い中を参加者の皆さん有難うございました。

 

9月17日は中森じゅあん先生

9月24日は江島直子先生の初出演です。