本日のテーマは「コロナと上手に共存するプロセスで、どんな意識、どんな心身の持ちようが気づきや内面の成長に役立つのか? 新しい生き方に変換させる「受け入れる」とはどういうことなのか」お話くださいました。

 

「新しい生活の状況下で浮上してくる内面の思いは、新たに生まれたものではなく、実はすでに内側にあったものが浮上してきただけなのです。」とお話がスタートしました。

学びの過程でよく聞く内容ですね。目の前で起こった問題に人々の反応は10人10色。

反応の仕方もそれぞれ、全く反応しない人もいます。反応は、内側にすでにあるからこそ現われます。

それにしても、新型コロナウイルスの出来事は多くの人々にとって初めての、あまりにも大きな問題です。ウイルスの出現は、今を生きる大半の人が経験したこともない出来事であり、内にある何が浮上してきたのかなど分かりようがないのです。強いられた‘変化’に戸惑いと不安さえ抱くだけです。

しかしどのような事(戦争でさえ)でも、外側で起こっている出来事を自分の内がどう受け止め、考えるのか?その事が大切な事のようです。コロナについても、それが重要なポイントであり、意識を変えるよい機会だと先生は仰います。

「瞬時」に自分が何を感じ、何を考えるかがキーポイント。瞬時に感じ、考え、選択する起因は、それまで積み重ねてきた経験から現れる反応であり、ある意味ではその時点でその人の内面を形成するもの、価値観のようです。その形成されていた内面で様々な事へ反応し、悩んだり、不安になったり、憤ったり、ストレスを溜めたりするようです。

これからは、本来の自分(霊性)に気付くために、大げさに言えば意識革命にチャレンジすることです。そして、ありのままの自分が何を求め、純粋に願っているのか自分に問うことが大切。周囲に起こる出来事は、自己探求のチャンスです。色んな出来事の学びは外から与えられるのではなく、内にあります。

常に、目の前の出来事に、自分が何を感じ、考えているか真摯に向かい合うこと。 それは自分を高めるよいチャンスとなり、今迄の重苦しい自分の心に爽やかな風のメッセージとして届けてくれるかもしれません。

最後は久々に約30分間の瞑想でした。瞑想というより、本日のお話の総まとめとなる内容のメッセージが届けられました。

お話の内容、その流れはいつも予期できないもの。ライブ感のある先生のお話を是非一度ご体験ください。何か道標がみつかるかも知れません。

                             (木曜会スタッフ)

※次回の中森先生の木曜会は9月17日です。