今週の木曜会は初登場の大山峻護先生でした。
簡単に先生のプロフィールをご紹介いたします。
1974年生まれ。5歳より柔道を学び、全日本学生体重別選手権準優勝、世界学生選手権出場、全日本実業団個人選手権優勝。2000年に行われた桜庭和志VSホイス・グレイシーの格闘技の試合に感銘を受け、26歳でプロに転身。第7回KOTCでは、マイク・ボークを右ストレート一撃、僅か17秒で倒し、華やかなプロデビューを飾る。PRIDE初参戦となった「PRIDE.14」ではヴァンダレイ・シウバと対戦。その後、両目網膜剥離で長期の欠場。復帰戦となった「PRIDE.21」では強敵ヘンゾ・グレイシーを判定で破る殊勲を演じ、PRIDE初勝利を挙げる。05年3月に「HERO’S」へ初参戦し、ピーター・アーツなど強豪から勝利を収め、10年9月に開催された「マーシャルコンバット」ライトヘビー級タイトルマッチでは見事王座を獲得。12年にはROAD FC初代ミドル級チャンピオンに輝く。14年12月パンクラスで桜木裕司との対戦を最後に40歳で現役を引退。その試合は田村も応援観戦しました。
格闘技の伝説のグレイシー一族のような、戦うために産まれた家系では全くなく、先生はごく普通の愛情溢れるご両親のもとで育ったそうです。
初登場では、ご自身の歩んで来た道を懐かしく辿るかのようにお話くださいました。
スピリチャアルの世界に目覚めたのはシャーリー・マクレーンの本、
『アウト・オン・ア・リム』に出合ってから。柔道に専念しながらも、人間関係も上手く行かず、身体も怪我だらけ。どうにか人生を変えたいと思っていた18歳の多感な時期でした。
文中に書かれていた ‘すべての出来事は必然である’という言葉。心に突き刺さります。
「今まで苦しんだことも学んだことも全部意味があるんだ」と気付きます。
20歳の時には青山圭秀先生の著書『理性のゆらぎ』でサイババの存在を知り、インドへ会いに行きます。その頃にはサイババに一目会いたいと、アシュラムという広場には日々世界中から多くの人が集まっていました。
先生はたった一人。心細く、日本人を探していました。なんと、偶然にも知り合ったのが、現在でもエイトスターで勤務しているスタッフでした。先生は、その時すでに田村の本『地球はダイヤモンド』を読んでいて、エイトスターのことは良くご存じでした。帰国後、木曜会に何度も足を運び沢山の先生方のお話を聴き、スピリチュアルの勉強もされたそうです。
憧れの木曜会に講師として呼ばれるとは…と、この不思議な縁に胸を熱くされていた先生。20歳からのエイトスターとの縁は26年になります。
先生の話方は、穏やかな誠実さが直に伝わってくる‘声’。沢山の壁にぶつかりながら、心身のキズも絶えず、悩みから逃げ出さずに真向からぶつかって歩んできました。愛いっぱいの家庭で育てられ、ご自身も心優しさが溢れている人なのに「なんでリンクで闘う人」になったのでしょうか?
100%情熱を注いだ闘いだったからこそ、本当に大切なもの、人としての「秘宝」を見つけられたのかもしれませんね。
先生の人生そのものが、最初から大切な‘ほんもの’探しの旅だったようです。奥様との縁も「えっ!」と驚くウソみたいな物語でした。
そして、美輪明宏さんの舞台『双頭の鷲』にも出演した先生。その縁も不思議な流れで結ばれました。
久々のワクワク経験談!
どうしたら、そんな人生が歩めるのか?
それは一途に、真摯に、純粋に目の前の課題に全身全霊で向かいあい、そして、
「喜びの感情を大切にすること」のようです。
「本当に大切なのは喜びの感情なんです。この夢が叶ったらどれだけ嬉しいかと喜びの感情にフックをかける。先に喜ぶ。まさにオリンピックの選手が行っているメンタルトレーニングのイメージングです」と先生。
ご自身が体験してきたことを生かし、身についたスキルを現代人たちに役立たせていただきたいと執筆したのが今月出版される
『科学的に証明された 心が強くなるストレッチ』。
先生曰く、思いは形になる!
この言葉はスピリチュアルの世界ではベースです
大山先生、お客様、有難うございました。
(令和2年7月24日 古谷 記)
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『科学的に証明された 心が強くなるストレッチ』堀田秀吾・大山峻護(著)