今週の木曜会は田村の会。急遽、楊 仙友(ハワード・ヤング)先生をゲストにお迎えしました。

先生の祖父、父親ともに医師。このお二人の影響もあって、後に腸もみ治療師のエキスパートとなった先生。

 

85歳になる先生ですが大変お元気で、台本無し、二時間立ちっぱなしでの講義でした。産まれた時は未熟児。成人しても身体が余り丈夫ではなかったので、精をつけようと栄養のあるものを沢山食べ続けた結果、30代で重度の糖尿病になったそうです。

医者である祖父が病人を腸もみと生穀生菜食で治していたことを見て育った先生は、祖父の後を継いだ父親からの勧めで、腸もみと食事の改善により、見事に糖尿病を克服しました。その後50年間、食事と腸もみを実践しながら、その効果につながる研究を続けています。
 

アメリカでも癌・パーキンソン病・肝硬変など現代医療では治らなかった人が通える腸もみサロンを開業し実績を積みます。45歳年下、栄養士の日本人女性との結婚を機に、腸もみによる健康法を日本でも広く伝えるべく、現在は全国を飛び回っています。また身近に腸もみを体験していただくために、麻布十番で腸もみサロンを開業、腸もみの指導者を育成するセミナーも開催、精力的に活動されています。

 

私達の小腸には大便が溜って毒が発生しています。これにより血液が汚れて病気になり、膠原病やアトピー、癌、心筋梗塞など、ほとんどの原因がこの延長線上にあります。人により症状が違うだけです。

 

先生の50年間の実績結果による健康法は、

ローフード(生穀菜食)の実践と小腸もみで腸の蠕動(ぜんどう)運動(うんどう)を活発化し、栄養の吸収と排泄を促し浄血することで皮膚や筋肉、各器官の役割を整える総括的な健康法。長年貯めてきた宿便を、腸もみとデトックス ハーブを飲んで洗い出します。これは身体の痛みや現代病を根本解決する独自の療法で、血液が綺麗になり便秘、痛み、凝り、病気を内臓から改善してくれます。結果、美しい肌が蘇ります。この健康法で先生自身が糖尿病を完治させ、癌や喘息など多くの患者さんが病を克服されているそうです。

 

質疑応答の中から、ご紹介したいと思います。

(問)

「実は私、緑内障なんです。手術はしたくなく、5年も薬を使っていますが、治りません。先生の治療で見えなくなった視野が戻るということもあるのでしょうか?」

(答)

「緑内障になってどの位になるのか?どういう薬を飲んだのか?どれだけ眼球を傷つけているのか?それによって全部回復期間が違います。緑内障になってから一~二年、薬を飲んでいなかったら、半年以内に治ります」

(問)

「腸内洗浄についてどのように思われますか?」

(答)

「腸内洗浄は肛門から水を入れて大腸を洗います。小腸までは届きません。しかもチーズなど腸にこびりついた物は取れません。1930年代にアメリカでは病院に入院させて洗浄していました。ところが20年経っても一向に病気が良くならないということで廃止されました。意味がないです」

 

「大腸が綺麗になっても小腸が綺麗にならないと、病気は改善されない」そうです。

 

皆さん、以下の三つを心掛けてください。身体は変わります。

1.     ヤング式小腸もみを受ける

2.     宿便取りハーブで腸を洗い流す

3.     生の野菜と生の穀物中心の食事

肉や魚、果物、コーヒー、お酢などは身体に良くないそうです。

 

「僕は30年酵素玄米を食べていますが、どうでしょうか?」という田村の問いかけに、先生は

「酵素玄米は身体に良いので、こんなにお元気なんですね。でも穀物は火を通すと変質して良くありません。玄米も生で食べると、もっと健康になりますよ。食べにくいなら、粉にして生野菜に振りかけたり、スムージーの中に入れて摂って下さい」

 

ご興味のある方は先生のサロンまでお出掛けください。腸もみの施術は勿論のこと、身体に良い食事療法やレシピも教えて下さるそうです。

先生、お客様、有難うございました。

ヤング式小腸もみ 麻布十番 :ご予約・お問合せ090-2524-6930

                                                                                   (令和2年2月29日 古谷 記)