今週の講師は毎月ご出演いただく中森じゅあん先生の年明け最初の会でした。

 

暦も新たに、新たな気持ちでのスタートです。

会では恒例となりました質疑応答。今回もお客様の日頃の悩みなどをご回答していただきました。

 

母親との関係についてのご質問です。

「親の顔色をみて、良い子でいたいと育って来ましたが、40代を過ぎて何か違うと気がつきました。色々自分の中での葛藤があり、母に対して物を言ってみたりとかしていますが、心の中ではまだ苦しい状況が続いています。母のことを尊重したいけど、尊重できないのです」という質問。

先生のご回答は

「尊重したいというのはあなたの望みですよね。尊重できてないということが大事。ありのままの自分とはそういう自分。今まで育ててくれたとか、頭では色々考える。でもあなたはいまどう感じているかが重要です。どういう母親であれ、自分を産んで育ててくれた。スピリチュアルの観点からすると、お母さんを選んだのは私達だし、私達を選んでくれたのはお母さん。その環境が厳しければ厳しいなりに、必ずどう対処するべきかをテーマに、生れて来ています。例えば障害者として生まれてきたとします。身体が不自由で差別をされるかもしれないけれど、こういうことをやって行こうと目的を持って魂が選んで生まれて来ている。途中で障害者になった人達も同じです」

「幼少期が大変だった人は自分に勇気があった人と私は思っています。それを乗り越えられるということを魂は知っていて、同時に、肉体に入った時にはそれを忘れて白紙から始めるわけです」

「自分が気づいて成長するために、苦しいことがあったら前向きに捉え、自分と向き合って、周りの人と一緒に成長することが、この地上における私たちには大事なことです」

「外側の影響を受けなくてもあなたの中にすべての可能性がある。物の見方を変える能力が備わっているということを受け入れて下さい。この体験を通して私が学ぶべきこと、気づくべきこと、そして前向きにプラスに変える力があるということを知っている、という魂で生きて行って下さい」

 

まとめとして、「意識を成長させることにより、ネガティブを一つひとつポジティブに変えて、生きていってほしい」と先生はおっしゃいました。

 

「毎月毎月こころの世界を喋れる先生もなかなかいません。若い時に沢山悩んだのか分かりませんけど…。自分で経験してないとなかなか語れません。今日もありがとうございました」と田村が締め、木曜会は閉会いたしました。

 

先生は今年も一年、毎月一度ご出演いただきます。木曜会の日程をご確認の上、是非ご参加下さい。

 

中森先生、お客様、有難うございました。

                                (令和2年1月16日 古谷 記)