今週の木曜会は山川紘矢先生でした。

日本に旋風を巻き起こしたシャーリー・マクレーン著『アウト・オン・ア・リム』の翻訳家であり、スピリチュアルの世界のリーダーとも言える先生。四半世紀を迎える木曜会にはスタート時点からご出演いただいています。相変わらずの人気。天夢会場は満席となりました。

 

先生は東京大学法学部卒業後、大蔵省に入省。その後アメリカで『アウト・オン・ア・リム』と出会い翻訳。以後、山川先生夫妻は今も尚スピリチャルな旅を続けています。

1985年10月に完璧なカットのエイトスター・ダイヤモンドを作り上げた田村は翌年にこの本と出合い、衝撃を受けました。以来、山川先生ご夫妻と同じように見えない世界の探求を続けています。

 

次のようなお話から始まりました。

「『アウト・オン・ア・リム』はシャーリーが霊的に目覚めるという話で、なかなか面白い話です。この中に書いてあるのは自分を知ることが一番大事ということです。

スピリチュアルの原点は自分を知るということ。自分を好きか嫌いか?自分は幸せか?自分は本当にすべき仕事をやっているか?自分は毎日が楽しいか?

自分は何をしに生まれて来たのか? そして色々な体験や経験をすることが、

幸せになることに繋がります」

 

「‘偶然はない。全ては必然である’スピリチュアルの世界で一番大切なことです。人生に問題は一つもないんです。今日皆さんがここに来ることは、宇宙が出来た時から決まっていたんです。自分で生きているみたいですが、神様に動かされていると思っています。過酷な運命も嫌なことも、両親もすべては生まれる前に自分の魂が決めて生まれて来るのです。だからこそ、人生は楽しく生きれば良いのです」と先生。

 

スピリチュアルの世界には両面があります。『逆もまた真なり』。

先生はシナリオがあると言っていますが、シナリオなどないと思っても良いのです。何故なら自分が全部選択できるし、例えシナリオが描いてあっても、あなたは自由意思があるから何でも出来ます。

でも先生は、その選択さえもシナリオに書いてあると思っているそうです。

「人生は何のために生まれて来たのか?何故ここにいるのか?何処から来たのか?何処に行くのか?皆知らない。そこで、色々考える訳です。

それが人間だと思います。スピリチュアルに生きるのは人間の特権なんです。人生の目的は幸せに生きれば良い。‘幸せだな’と思えば良いのです。幸せだと思うと幸せがどんどん仲間を連れて来ます。その為には自分を好きになり、自信を持って生きることです。自分を好きになれば人生はそのまま良い方向に転がっていきます。人生で良い悪いを決めているのは自分なのです」

 

会の中盤、会場のお客様と一緒に『八雲立つ出雲』『あわのうた』の二曲を歌って下さいました。『あわのうた』を歌うと先生はいつも元気になるそうです。

 

最後に先生は、

「田村さんは素晴らしい人で、こういう場所を作ってくれました。皆さんがスピリチュアルを勉強する。ここは素晴らしい学校ですよね。ありがとうございました」と田村へ慰労の言葉をかけてくださいました。

 

先生のユーモアあふれる語り口で笑いの絶えない木曜会になりました。

山川先生、お客様、有難うございました。

                              (令和元年 12月20日 古谷 記)

 

 

 

☆ 山川紘矢、山川亜希子夫妻の著書紹介

『パワーオブナウ 魂が目覚める日々の言葉』エックハルト・トール(著)

山川紘矢、山川亜希子(訳)1,650円(税込)徳間書店

『すべては魂の約束』 山川紘矢、山川亜希子(著)(聞き手)磯崎ひとみ

                      1,540円(税込)BABジャパン

『神様に愛される最高の生き方!』山川紘矢、山川亜希子(著)

 1.540円(税込)興陽館

『アウト・オン・ア・リム』シャーリー・マクレーン(著) 

山川紘矢、山川亜希子(訳)924円(税込)角川文庫