今週の木曜会の講師は、毎月1回ご出演の中森じゅあん先生でした。

 

「EAVオール50の物を食べ始めてから30年近く経ちます。そのことが物凄く大事です。それ(オール50)は、生まれ持った自然治癒力・免疫力に一番働くエネルギーなんですね。皆さんも気を付けながら良い物を摂ることが、身体には絶対的条件です。今日は毎月いらっしゃって下さる中森じゅあん先生です。先生の心の世界の話を聞いて、人生幸せになって欲しいと思います」と田村の司会でスタートしました。

 

今週のテーマは「流れ」について。

具体的な方が分かり易いということで、

「いま流れてないなぁ…とお感じになる方はいます?」と先生は質問されました。

 

参加者のご質問の中から「体調について」を掲載します。

「流れないといえば、体調のことです。でもエィッ!と流して、此処に来れたことは良かったと思いますけど…」

先生の答えは、

「若い時と同じペースで同じことをやっていると、疲れたりすることはあります。でも原因は全部自分にあるんです」

 

先生の体験上、意識と身体は繋がっているそうです。50代の頃と80代では30年も経っています。同じことをして、疲れない方がおかしい。79歳位迄は、心さえしっかりしていれば身体には大丈夫だと思っていたそうですが、意識や物の見方、考え方や信念というものは、体験上、確実に身体に影響することが分かったそうです。

 

先生はこんな体験をされたそうです。

60代の時に徹夜して原稿を書いていて、メマイに襲われた。歩いていて100本の金槌(かなづち)で力いっぱい頭をまんべんなく叩かれたような頭痛に襲われ、信号を渡りながら死ぬかもしれないなと思ったこともありました。その痛さは、くも膜下出血だったようです。(けん)鞘炎(しょうえん)にもなりましたが病院へは行きませんでした。

 

「それらを止めようとしたら駄目なんです。でも薬は止めようとする。痛みを受け入れたうえで、もっと良くなる方法を考え、実行したものは、みんな上手く行きました」と先生。

 

歩けなくなるほど激痛が膝に起こった時は、さすがに痛くて病院へ行きましたが、即手術するようにお医者様に言われて、

「その時、チャンスだと思ったの。こんなに痛い体験をしたことはなかったから、手術もせず、痛み止めの座薬もせず、意識で治そうと思ったの」と先生。

 

この体験で身体と心は一つ。意識は身体に影響することが分かったそうです。

もの凄く痛い思いをしながら、

「60年間身体を支えてくれてありがとう。無茶してごめんなさい」と膝をさすりながら、やさしく語りかけました。愛情を持って自分の身体を愛し、感謝しました。しばらくは毎晩叫びたいほど痛かった膝が、ある日突然痛みが消え、その時の喜びは今でも忘れられないそうです。その体験で、意識が細胞にも骨にも伝わったことが分かりました。自分に愛情を向けることが必要なのです。

「身体は歳をとって弱っていくのはしょうがないにしても、心がとても大事。意識を持って身体に良いことをする。直感的に面白そうなことがあったら、続けて下さい。また意識を悪いという所にフォーカスすると、その意識を身体が聞いて、悪いということに従っていくことになる」と先生。

 

意識の持ち方は人間関係でもお金でも同じ。駄目出しすることは、ネガティブなエネルギーを自分に送っていること。未熟だとありのままを認めることが大切です。

「一番大切なことは、あるがままを受け入れること。特に人間関係で他の人を受け入れるのはなかなか難しいですが、その時こそ私達は自分を見るチャンスです」

 

「これだけ喋れるということは、先生は大変な苦労をなさっているし、悩み事もあったんだなと聞いて思いました。喋れるということは自分で克服している訳だからね。我々は皆その過程にあるんですよ。病気のことも勉強してきましたけれども、克服すれば元気になれます。僕の場合も元気になりましたから、120歳まで生きようという気になっています。皆さんも是非ついて来て下さい」と田村の言葉で終演となりました。

 

中森先生、お客様、有難うございました。

                                     (令和元年 8月10日 古谷 記)