今週の木曜会はゲストに金利(きむとし)(あき)先生をお迎えしての田村の会でした。

東京中野生まれ中野育ちの先生は15歳から様々な職を経験し、2004年南アフリカ共和国に留学。帰国後、2006年からカウンセラーとして開業。多くの方の相談に応える中で、身体へのアプローチが心の問題を早期解決・解消・改善することに着目、気功整体を学びます。筋骨への物理的なアプローチが必要なお客様に寄り添いたいと整体を一から学び直し、「ゆりかご整体」を考案しました。

 

「暑いのに良くお越しいただきました。今日ご紹介する先生は、一ヵ月位前に突然お客様としていらっしゃった方です。見た瞬間、あまりにも女性っぽいので、女性だと思いましたが…。いろいろ聴いたら面白い人生で、是非木曜会で話して下さいとお願いし、本日ご出演いただきました」と田村が先生を紹介しました。

 

先生は中野で「中野オルカ整体院」を開業しながら全国で講話会を開催し、霊能者としても活躍されています。

今回は「命」をテーマにお話いただいた霊的な基礎編を紹介します。

 

 

人は「体」「心」「魂」三身一体で成り立っています。体で生きる心で感じる。魂で記録する。魂と心は癒着しやすい。一体化した状態を幽体という。体から幽体が離れることを幽体離脱と言います。幽体離脱は特別なことではなく、睡眠中にも起こっている。我々は生まれてから死ぬまでこの世に居つづける訳ではなく、睡眠中にあの世に帰ります。あの世は凄く遠い世界ではなくて、常に(そば)にあるものです。

体が朽ちていくと幽体が幽霊(魂と心)になる。幽霊から心を浄化していく。

 

心の浄化とは100%忘れること。忘れることとは深い所に浸透していくこと。

残った魂は集まる所(魂のソース)へ行き、個性が無くなります。あの世では個性は有りません。魂のソースは、例えれば、意識指数のようにランク付けされています。その最下位にいる魂が受精卵に入ります。生きている人全員が不出来の塊から成り立っています。命の発生は受精した瞬間から。そして、60兆の細胞に分かれていく時に、心は愉快か不愉快に別れます。そして、心も細胞分裂していき、言葉というツールを使っていきます。

 

私達は感動する為に生まれて来ました。この感動が振動になり、振動だけが魂に記録されます。あの世には振動だけを持っていけます。日々、感動することで振動が増えていきます。感動を納得(理解+受け入れる)することで、体の一つひとつに振動が記録されていきます。感動と納得のバランスが(どちらも同じ位増やしていく)生きることの主体となるのです。だから感動を増やすことに力を入れてほしい。

 

この世では「時間」が「命」そのものになります。「命=時間」なので、ネガティブな考えは命を裂いていること。時間をどう使うかは、命をどう使うかに繋がるのです。

「何かやろうかなと思ったことを二分の一に短くしてほしい。ブレッシングワンのエイトスターを一年後に選定して欲しいなと思ったら半年後に選定が出来ます。皆さんが何となくしようと思ったことが二分の一で出来るんです。そして実際にやっている時間を二倍に拡げて下さい。私は信頼している人から誘われてショールームに来ました。それは私が想定していたよりも二分の一の早さだったんです。ブレッシングワンのダイヤの予算は二倍でした。でも買っちゃいました。予算を先行すればブレッシングワンは私の所に来なかったと思います。出来上がっていないので、まだペンダントを身に付けていませんが、買った日から私の人生は目まぐるしく変わっています。そして、覚悟を決めるということが大切です。覚悟を決めてから努力をすると時間の尊さが分かります」と先生。

 

最後に先生はこんな話をされました。

自殺は楽にならないということ。望みどおり死ねた後は無ではない。見たくなくても見なきゃいけない。聞きたくなくても聞かなきゃいけない。弁明したくてもしゃべれない。呪縛霊になって死んだことが分からずに、何度も自殺を繰り返す人もいる。本当の地獄です。だから自殺したらめちゃくちゃ苦しいと知って下さい。隣に今にでも死にたいという人がいるかも知れない。でもこのことを知っているだけで、皆さんは抑止できる可能性があります。

先生は自殺を抑止できる人を増やす為に、講話会を開いて活動しているそうです。それは昨日まで生きていた人が自殺をすることによって、ショックを受ける自死遺族を減らしたいという目的だそうです。

 

「確かに人の為に生きることは素晴らしい。でも自分の人生を謳歌して余力を人の為に使いなさい。衣食住を見直して、自分にとっての心地いい物は何かを知り、上機嫌でいること。感動(振動)する環境を作る。そして自分に集中すると人の嫌な所が目につきません」と先生はおっしゃいます。

 

田村「僕はこの瞬間、瞬間にしか生きなかった。目標持たなかったんですよ。目の前に来たものに全力を尽くす生き方をしていたんです」

先生「素敵!未来は選べないんです。未来は額縁、タイトルまで付いた作品なんです。それが沢山あるんです。受け入れる力を  磨 くことが未来にサクサク進むことです」

田村「僕も女性性(受け入れの力)を学びました。ところでやっぱり女だったの?」

先生「女扱いされると、ちょっとやさしくしようかと思っちゃう」(微笑み)

 

二人の楽しいトークに、場内は温かな笑いに包まれました。

金先生、お客様、有難うございました。またの機会が楽しみです。

 

                                          (令和元年 8月3日 古谷 記)