今週の木曜会は初登場の徳永康夫先生をお迎えいたしました。
「先生は数か月前の私の木曜会に参加されていました。非常に存在感があって、目立っていました。声をかけた時の返ってきた話に引きつけられて、今日講師として来て頂きました。先生の本を読んだら、僕以上の人生歩んでいるんですよ。まず頭が良い。しかもとんでもない経験も沢山している。今日は非常に面白い話が出てくると思います」と先生を田村が紹介。
先生のプロフィールを先ずはご紹介します。
1942年生まれ。九州大学法学部卒業後、三菱商事入社。50歳で三菱商事を退社して経営コンサルタントを開始。決して勉強好きだったわけではなく、興味のあるものは夢中になって調べていく性格。独学で学んだものは東洋医学、各種民間療法、アーユルベーダ、ホメオパシー等並びに、天文学、宇宙考古学、特殊相対性理論、量子力学、化学、生物学、釈迦の経典、新約聖書・旧約聖書の研究、UFO、超常現象・水・波動・気・輪廻転生など。20年ほど前に日本でもとりあげられて有名になった超微小生命体ソマチッドに着目し、2005年日本ソマチッド学会設立、理事に就任。2008年にはカナダのガストン・ネサン氏を訪ねる。位相差顕微鏡によるソマチッドの研究を進めながら、古代ソマチッドが入っている貝化石を主原料とした健康補助食品を製造販売に着手する。現在は、NPO統合医療臨床情報センター理事、介護・寝たきりゼロ推進運動顧問、日本サイ科学会理事と幅広い分野で活躍中。
本日のテーマは『人間の正体は霊である』。
「霊と言えば、大抵の人が、少し引くのではないでしょうか。怪しい宗教じゃないかとか、迷信ではないのかと考える人も結構多いようです。でも霊は科学的真実なのです」と先生。
テーマについて先生のお話された中から印象的な個所を以下にご紹介します。
地球の科学は非常に遅れています。何故かと言うと、目に見えるものが基本となっている。見えないものは手におえない。霊、魂、神などには現代の科学では、手も足も出ない。
科学が真実を追及する学問ならば、神様が本当にいるかどうかの答えが出るは
ずです。もしいるのならば、どんな形をしているの?…でも言えない。
目に見えるものだけではなく、計測できるものしか科学とは言えないようです。
人間は元々霊界にいて、地球に降りてきて、死んだら霊界に戻って行く。
人間の肉体は例えれば自動車。霊が自動車に入ると自動車が動く。
肉体は「霊」が運転する車のようなものであって、「霊」なしでは動くことも、生きることも出来ない。
人間ひとり一人に「霊」があり、個性もある。「霊」は宇宙的存在であるので、全宇宙が私達の舞台です。「霊」の中には「魂」があり、「魂」は「神」と同じものが入っている。
会場に来ているお客様は皆、神様でもある。そして世の中は皆平等です。それは、霊界から降りて来た時に、自分で人生プランを立てて来ているから。だから他人をうらやんだり、愚痴をいうのはおかしい。
障害者に生まれて来ても、自分で選んで来ています。
肉体と霊体にそれぞれ「体心」と「霊心」の2種類の「心」があります。
私たちは、お母さんからオギャーと言って生れた時が、人生の始まり。死んだ時が人生の終わりだと、親や社会から教わりました。でも死んだ時に「霊」は霊界に戻ります。霊は不死です。そしてまた地球に降りて来て、新しい肉体に宿り生まれ変わるのです。
実際に生まれ変わった人の例をあげて説明して下さいました。
先生は「体心」「霊心」「霊活」などの造語を生み出していますが、
「霊活」とは、「霊の存在を正しく理解して、日常の出来事を肉体の側からだけでなく、霊の立場からも判断し、前向きに考え、行動していくことによって、幸せを感じる人生を実現するための活動」だそうです。
今回のお話のポイントは、
「私たちの正体は霊である」
「心には、体心と霊心の2種類ある」
「肉体を車に例えると、霊はその車のドライバーである」
「肉体に霊が宿るのではなく、霊が肉体をまとっている」
レジメも資料も原稿も台本も無しに、ご自身が学び積まれた事々の全てが身体から静かに音となって時空を埋めた二時間の木曜会でした。
最後に再び田村が登壇。
「同じ年代でここまでのことを話せる先生でした。息子が生まれて五十日目、私の膝の上にいた彼が、たった一つの名前に強く反応したことがあります。左に口を曲げて笑うのを見て、“まるでエルビスみたい”と言った時、突然声を上げて笑って反応したんだよね。生まれ変わりを信じていた私は“もしかしたら君、エルビス・プレスリー?”と聞いてみたら、さらにケッケッと声を上げて笑ったの。今は俳優をやっています。歌もうたっていますが、果たしてどうなのか?足の動かし方は確かに似てるんだけどね‼今日も楽しい会でした」と締めました。
徳永先生、お客様、有難うございました。
(令和元年6月22日 古谷 記)
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