今週の木曜会は青山圭秀先生でした。先生のご出演の条件は木曜会が祝日と重なる日の昼間だけ。昨年は5月の連休中でしたが、今年は少し早めの春分の日となりました。二階天夢会場は満席、三階スクリーン会場までいっぱいになる程の大盛況でした。
司会の田村が元気な姿で登場。
「こんなに人が集まるとは思いませんでした。さすが青山先生!」
田村が先生と知り合ったのは随分昔のこと。その頃の田村の話から始まりました。
1991年田村は自然の流れでサイババを訪ねることになりました。何も分からないまま、祝福を受けられると言われて、沢山の人たちが座る一ヶ所に座っていました。突然に、ゆっくりと現れたサイババさん。いきなり目の前を通ったときに、左手を広げて振って、カムカム、と言われたそうです。何が起こっているのか分からずに、座って居ると、隣のインドネシア人の男性が、「スタンド・アップ。ゴーゴー」と急かせたそうです。なんとインタビューに呼ばれたのです。案内された部屋には、最後は20名以上の男女が集まってきていました。
そんな中、沢山の人々に祝福を与えて、サイババが突然に田村達の待つインタビュー・ルームに入ってきました。そして、真っ直ぐに田村に向かって来て言いました。
「悩みは何か?」と。突然で驚きましたが、
「悩みはありません。但し、指輪を指して、このダイヤモンドのことについて伺いたいのです」と言って、世界で初めて、完全反射し、完璧に輝くダイヤモンドを磨いたこと。そして、ダイヤモンドにはどういう意味があるのかを田村は尋ねます。するとサイババはこう応えました。
「ダイヤモンドとは、それは誰の心にもあるもので、ダイ・マインド(Die Mind)、すなわち、欲望を滅したときに自我、心は平安になるという意味だ。
そしてダイヤモンドのように、純粋な美しい心、気持ちとなる。それが、神の心、ディア・マインド(Dear Mind)だ。したがって、私にとっては、ダイヤモンドは物質的なものではない。」
帰国の飛行機の中で
「サイババさん、カッコいいこと言ったな。ダイヤモンドを物質的なものではなく、心の世界に置き換えて応えていたんだ。ダイヤモンド、ダイ・マインド、ディア・マインド…。心磨きか……。俺、ダイヤモンドを通して心を磨こう。ダイヤモンドのドを道にしてダイヤモン道って」と、帰りの飛行機で田村は決心したのです。
「そんなことが起こり続けた最中に今日の青山先生が『アガスティアの葉』で大評判になるんです。インドと青山さん、切っても切れない関係になったんです。インドの昔からの宝物をつなげていって、人々を救う仕事をしています」とご紹介、先生をお迎えしました。
会の中では多種のお話をして下さいましたが、このブログでは『神々の科学』についてのお話を掲載いたします。
血液型は血液以外(他の体液や細胞、毛髪など)にも分布されています。
動物や血液のない細菌にも存在します。抗体が数百種類あり、その組み合わせによって決まる血液型は数兆通りになるそうです。血液についてどうしても思い出さざるを得ないのは『秋田の聖母マリア像』です。
聖母像は101回に渡って涙を流されました。また、手の平には血が湧き出て来て血痕がついています。それはイエスを磔にするために手の平に釘を打ちつけた場所でした。このご出現にあずかったシスター笹川の手にも穴があいて血が流れてきました。シスター笹川によれば、キリをもみ込まれるように痛くて、夜も眠られなかったそうです。
(※シスター笹川・・・女子修道会・聖体奉仕会の笹川カツ子)
聖母像の手に現れた血痕と流れた涙が採取されて秋田大学の法医学教室に持ち込まれます。結果は、
『ガーゼの付着物は完全な人血である』血液型はB型である。
『二個の脱脂綿に付着する“汗”と“涙”はヒト由来のものと考えられる』血液型はAB型である。
医学上皆無ではないのですが、通常は一人の人から採取された血液型が別になる事はありません。マスコミにはB型だけが流れたため不幸な出来事が起こります。(後に“汗”と“涙”はAB型だったとマスコミに流れたそうです)
たまたまシスター笹川の血液型がB型だったため、当時の神学者が、
「シスター笹川が自分の超能力で血液を転写したんだ」という説を唱え、そのため聖母像の涙や血痕はシスター笹川の超能力によるものという判定が日本カトリック司教協議会の中で通りそうになりました。ところが、当時ローマのラッツィンガー枢機卿は認めず、もう一度調査することになりましたが、二回目の調査ではこの奇跡は神聖なものである可能性が高いという結果が出て、ローマもこれを認めました。
今では秋田の聖母マリア像は正式巡礼が認められています。鑑定をされた秋田大学法医学教室の匂坂教授に先生は電話でのインタビューが許された際に、
「これらは医学的には動かすことが出来ない鑑定であった。しかしその解釈について私は分かりません」と教授は科学者的に誠実な対応をされたそうです。
秋田の聖母像は1945年~59年にかけて聖母出現があったアムステルダムにある聖母の絵を基に木造で作られています。
また、今から1200年前に『ランチャーノの聖体の奇跡』が起こりました。
パン及びブドウ酒が、キリストの体と血の実体に変化するという力を信じられない神父が、目の前でパンが血のしたたる肉となり、ブドウ酒が血となるという体験をあるミサの最中でします。その奇跡のパンは今でも保存されていますが、20世紀に入りパンを鑑定すると、聖体の周囲がパンのままで、中心部だけが、人間の心臓組織になっており、血管や神経組織が見られました。血液型はAB型であること等が判明しているそうです。
最近では『ブエノスアイレスの聖体の奇跡』が起こっています。
ミサが終わってから教会の後ろ方に
「ご聖体が落ちている」と報告した信者がいました。しかもご聖体は随分汚れた状態で落ちていて、そこには血液が付着していました。
『分析にかけられた個体は人間のDNAを持った肉と血液である』
『分析された物質は左心室の弁の近くの壁に見出される“心筋の断片”である。この筋肉は、心筋の収縮を司る』
『この心筋は炎症を起こしており、白血球の数が非常に多い』という鑑定結果が出ました。しかもサンプルが採取された時点で、心臓が生きていたことを示していました。
ランチャーノとブエノスアイレスのどちらのサンプルからも、この人物がAB+の血液型で中東地域に生まれて生活した人の特徴を表しています。そして両者は同一人物のものであるということが分かりました。1200年前に採取されたものと現代に採取されたものが、同じ人物のものとは通常はありえないこと。これを分析したリカルド・カスタノン・ゴメス博士も信仰が無い方でしたが、分析された後にカトリック信者になられたそうです。
世界的にAB型の血液型は少ないそうですが、イエスとマリアは恐らくAB型ではないかと先生は推測されているとか。
『ブエノスアイレスの聖体の奇跡』に立ち会われたジョージ・ペルゴリオ師は1996年、奇跡が起こった当時は補佐司教でしたが、2013年には教皇つまりローマ法王(フランシスコ法王)になりました。
ルルドの奇跡は有名ですが、先生も7~8回現地を訪れ、数件奇跡を目撃にしているそうです。
最後に再び田村が登場
田村「100年前に20歳の青年トルコフスキーがアイデアル(理想)・カットを発見しました。現在、完璧なカットはエイトスターだけです」
先生「今日会場に来たお客様、全員買うと言ったら在庫あるの?」
田村「ありますよ」
先生「お金の無い人には安くする?」
田村「サポートするから大丈夫です。電子レンジの電磁波の害を止めるものが二つあります。エイトスターと大神神社のお守りです。子供達にダイヤモンドを持たせることは出来ません。大神神社のお守りを持たせてください。下で770円で売ってます」
先生「僕があんだけしゃべったのに田村さんの方が拍手が多いな」
田村「そんなことないよ。先生に拍手を!」
夫婦漫才のような微笑ましい二人の掛け合いで大盛り上がり。
毎回、大人気の青山先生の木曜会は滅多にお聴きできない内容のお話ばかりで
す。皆さん次回を楽しみにお集まり下さい。
青山先生、お客様、有難うございました。
(平成31年3月23日 古谷 記)
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