今週の木曜会は山川亜希子先生でした。

 海外旅行に行く機会が多く、既に50か国以上の国々を巡り、そこで出会った体験を一冊の本にまとめた『自分に目覚めるスピリチュアル 旅へ』が出版されています。前回の会ではツアーを組んで行かれた、ラオスの旅のお話でしたが、何故か参加者数がいつもより増えて、旅先のエネルギーが皆さんを呼び寄せたのかもしれません、と先生も仰るほどの参加者だったそうです。

今回は「波動」についてお話されました。

 

 1986年、ご夫妻が最初に翻訳された『アウト・オン・ア・リム』が出版されました。日本でのスピリチュアル旋風を巻き起こした本です。

ご夫妻はスピリチュアル概念や超常的な現象への理解を深めるきっかけになって欲しい、という一途な気持ちで翻訳されたそうです。名が知られた多くの方々が日本でも読んでいましたが、そのことを隠している方々が多かったとか。  

そろそろ何かが変わり始めても良い時期だと先生は感じていらしたそうです。

山川ご夫妻は名実共に、日本で云う「精神世界」の扉を開き、自らが先駆者としてその道を歩まれたのです。

 

最近は“アース・ジプシー”と良く会っているそうです。

“アース・ジプシー”は、双子の姉妹。 2016年に山川夫妻と「受け入れの法則」をご一緒に出版されましたが、第二期スピリチュアルのブーム波を起こした若者たちです。2016年5月26日に木曜会にお迎えしましたね。

“アース・ジプシー”とは一緒にインドに行かれる予定ですが、

「いまの若い人達が物凄く大きなエネルギーを発し始めて、すべての物を変えていくかもしれない」と先生は期待されているそうです。

 

 最近日本の神様が沢山出て来ていますが、何故今、神様が沢山出て来ているのかというと、『アウト・オン・ア・リム』が海外から来たと同時に精霊たちも沢山日本に来ているからだそうです。その頃日本はバブルの時代で、幸せはお金だと思っていたのですが、その後バブルも崩壊し、本当にそれで良いのかと思い始め、真の幸せを追及しようと考えていたのが、この30年間だったと先生は仰います。

その時期、30年前に“アース・ジプシー”が生まれている。彼女たちは戦争のことを知らない。そういう意味では魂は幸せなのかもしれません。先生が生まれた世代の役割は、まず戦争の傷を癒して、経済的にも豊かにしていくこと。それが終わった後には自分の魂を癒さなくてはいけない。そしていまやっと日本を覆っていた、薄汚れていた霧が全部晴れ、この霧に隠れていた沢山の神様が現れ出て来たのです。このように先生の世代は露払いの世代だったのです。

 

 「人というのは波動なんです。言っていることや、やっていることとは全然関係ない。愛の波動、平和の波動、やさしい波動を発してますか? そうすると言葉なんかいらない。ただそこに居れば良い」と先生はおっしゃいます。

現在は波動の時代。人の波動交換で人々がどんどん目覚める時期が来ています。「本を書く時に、どういう波動を持っているか?“アース・ジプシー”と一緒 に

本を書く時には、彼女たちと同じ波動を持って本を書かなくてはいけないということが分かった」

 

 最近ではあまり神様からメッセージを貰うことはなかったそうですが、

「沢山の人が集まるコンサートや銀座などに行くことが大切。そこへ行くと沢山の波動が集まっている。そういう所へ行くと言葉などいらない。ただ居るだけでいいんだよ」と神様から先日メッセージを頂いたそうです。

自分が神様の一部だと思い、自分を愛して歩いていれば良いそうです。

 

 会の終盤で

「あまり、1人で歌ったことはないのですが…」と先生は「あわのうた」「ひふみ祝詞」の二曲を歌って下さいました。

「言霊と言いますが、この歌を歌うと元気になり、浄化もされる」と先生。

冬の寒さも忘れるような会場の時空。温かい拍手が一層に心を優しく包んでいました。

山川先生、お客様、有難うございました。

                                (平成31年2月16日 古谷 記)

 

☆ 山川紘矢、山川亜希子夫妻の著書紹介

「すべては魂の約束」  山川紘矢、山川亜希子(著)(聞き手)磯崎ひとみ

                      1512円(税込)BABジャパン

「自分に目覚める スピリチュアル 旅へ」

山川亜希子(著)     1512円(税込) PHP研究所

 

「アウト・オン・ア・リム」   シャーリー・マクレーン(著) 

山川紘矢、山川亜希子(訳) 907円(税込) 角川文庫