新年最初の木曜会は、毎年恒例の大徳寺昭輝先生をお招きした会でしたが、先生の希望で田村と並んでの二人の会となりました。

 

 先生は、18才の時から神様と歩んで、来年のオリンピックの年に40年を迎えます。40年色々な方に助けていただいて、とても感謝している、とのお言葉から始められました。

「地獄は絶対にない。地獄は自分の後悔です。後悔しない生き方が大事。そして、一瞬一瞬、自分に嘘をつかないで人に幸せを与える。いかに人生を生きるかが大切です」

 

 さて最初の話題は昨年末の紅白歌合戦の話から。

「平成最後の紅白を盛り上げたサザンオールスターズ、ユーミン、北島三郎の歌は昭和の歌なんですよね」と先生。田村が、皆さんに向かって、

「紅白に息子が出たんですよ。刀剣乱舞ってミュージカル知ってる?女性にメチャクチャ受けてるんです。ゲームをミュージカル化して、男性版の宝塚にしたもの。息子は坂本龍馬の刀の役です。歌わないけど2~3ヶ所出てたよね」と田村。刀剣乱舞というオンライン・ゲームからミュージカル化。それが、紅白歌合戦では刀剣男士としてのコーナーや山内恵介のバックで活躍していました。

先生も観ていたようで、「凄いよね。赤い着物着てたよね……。」と一言。

 

 今年皇居での「歌開始の儀」のお題が「光」でした。古事記によると、初めての歌が「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに~」と稲田姫を守るためにスサノオの尊(みこと)が八重垣を作ってお守りする。守るために始まったのが歌です。

人間の肉声とか声「言霊」は守るためにあるのですから「明けおめ」などのような言葉を使用してはいけない。言葉は神が守るために下さったものなので、美しくなくてはいけない。

 

 「今度田村さんが手術を受けるのは、肉体的なことだけではなく精神的なことを含めて生まれ変わって、エイトスターという光をもっと輝かしていってほしいと私は思います」と先生。

もうすでにメルマガなどでご存知の方も多いと思いますが、来週から田村は心臓の手術のために入院することになります。しかも最新のロボット手術。大きく切開する手術ではなく、数か所穴を開けるだけの身体にやさしい手術になるそうです。その為最低2週間程、木曜会に出席出来なくなります。大徳寺先生のアドバイスに従い、皆様に感謝を持って手術に臨んでまいります。そして新たにステップアップして戻ってきます。2月1日は田村が78歳の誕生日です。翌週の7日の木曜会には元気な姿で登場いたします。手術後の報告を楽しみにしてください。

(この部分、書記追記)

 

 質疑応答の時間には、「息子や妻がチャランポランな性格で、勉強しない息子の将来を考えてつい意見してしまう」家族の悩みを抱えたお客様からのご質問に対して、

「相手を信じて言葉をかけ続ける。あなたの悪い所を息子さんを通して見せられている。何故かとういうと、子供は親によって育てられているから。自分のチャランポランな性格もお子さんが見せてくれている。ここで心を学んで、子供を信じてもう一度子育てをし直すこと。その為には、愛して抱きしめてあげること。この子は自分を救うためにこうしているんだなと思ってください」と先生。

 

 絶妙のタイミングで、歌をせがんだ田村に応えて、先生は2曲歌って下さいました。いつも歌っている「親神様」という曲と、ミュージカル「レ・ミゼラブル」から「エピローグ」という曲を、アカペラで歌って下さいました。

「こんなに歌が上手かったんだね。つくづく横で聴いていて思いました」と、長いお付き合いをさせていただいている田村が改めて感心するほど、美しく伸びやかな優しい声で歌い上げ、お客様から大きな拍手が沸き起こりました。

 

 先生と田村との悪ガキ同士のような軽妙なやり取りが起こるたびに、会場は大いに盛り上がっていました。

「今年は新しい元号になります。人生においても記憶に残る年になるはずです。今日のことも記憶の中に入れておいてください」と田村が締め、閉会いたしました。

 

 今年初めの木曜会は、先生の貴重なお話と 、歌あり、笑いありの1年のスタートにふさわしい木曜会でした。大徳寺先生、お客様、有難うございました。

 

                        (平成31年1月12日 古谷 記)