エルヴィス・プレスリーのクリスマスソングに乗って、司会の田村が登場。

「10年以上前から毎月一度は来て下さって、心の世界をお話して下さっています。もう120回以上来てくれているんだよね。今日は特別なメッセージを頂けるかも知れません」と今年最後の出演となった中森じゅあん先生をご紹介。

 

 今回は先生が天使に出会った時のお話と、お客様からのご質問に答えていただきました。

 

 天使と出会ったのは、今から30年以上前のこと。実際昔から絵画にあるような羽根が生えた赤ちゃんのような天使が空いっぱいに見えたそうです。いま思うと、驚いて腰を抜かすような出来事かもしれませんが、とても仕事が忙しい時期で、「ああ、いっぱい天使がいるな」としか思わなかったそうです。

当時は、おかしな人だと思われたくなかったので、誰にも話さなかったそうですが、「天使は本当にいるんだ」と確信。

「これからの時代は、天使が沢山出てくるよ」と天使に言われ、当初は疑っていましたが、すべてが実現していったそうです。

 

 そもそも先生は仏様や観音様と違い、天使には全く興味がなかったのですが、本や映画、絵画など、先生の周りに沢山の天使達が集まり出してきました。

人によっては、光の形やエネルギーの形で天使を見る人もいるようですが、

「見えない物は信じないという古い考えは捨てなさい。見えない物があって、見える物になっていく。私達が制限をつけているものを解放しないと、先へは進めません」と天使の話を締めくくられました。

 

 

 恒例となりましたお客様からの質問にお応えするコーナーです。その中からいくつかをご紹介します。

 

 人間関係で悩みがあるという方の質問に、

「人間関係は自分を見る鏡。本当の自分を見るには真剣に自分と向き合う必要がある。自分のありのままを見る。そしてありのままを受け入れる。そのために色々な人たちと出会っていく必要がある。」と回答。

 

 次の方の問いは少しハードな内容です。

「先生は自分の人生は自分で創っているとおっしゃいますが、例えばアウシュビッツで亡くなられた人も、すべて自業自得ということになるのでしょうか?」

 先生の回答です。

「自業自得という言葉は良くないですね」とおっしゃった後に、

「 どんな人生も自分で選択しています。魂レベルでいえばその人たちの魂レベルは非常に高い。自分が犠牲になっても死なないと魂で知っている人、またはユダヤという国ごとの集合意識で選択しています。ヒトラーが存在していたのは何か意味があることです」。

 

 先生ご自身も、人が沢山死ぬような不幸な出来事があると

「何故神様は何もして下さらないの?」と昔は思ったそうです。

「でもそれは私達が起こしていることなのです。私たちが死んでから分かることも沢山あります。生きている時に色々と想像しても、真実は分からない。いま生きている間は、ありのままを受け入れて感じること。日常の中で色々な体験をすることにより、気づき変化して、より良い現実を意識する。そして意図的に創造していくことが大切です」。

 

 120歳までに魂の完成を目指して頑張って前進している田村。

もしも120歳前に亡くなったとしたら、「そこで魂が完成したんだと思って下さい」と田村が締めて閉会となりました。

 

 中森先生、お客様、有難うございました。

                (平成30年12月22日 古谷 記)