今週の木曜会は中森じゅあん先生でした。

「私が入院中に中森先生と皆さんでお祈りして下さったんだそうですね。翌日確かに身体が楽になっていました。ありがとうございました」と田村が挨拶。

「昔からおふくろが大嫌いでした。1歳9か月の時に妹が産まれて、捨てられる感じになった訳ですね。求めて求めて、気を引く為に困らせることをしていました。気が付けば、これが三つ児の魂の原点です。生活しながらこれに気づいたのが今から4年前。「気が付けば、悪いことで気を引くのではなく、良い方で気を引ける人間になって現在に至っているのは、おふくろのお蔭です」と、田村は感謝の薔薇の花を仏壇に供え報告したそうです。

6日後の木曜会で中森先生から

「あなた今日お母さんが来てたのよ。何かあったの?」と尋ねられ、先程の話をすると、「それでお母さんが来てたのよ。喜んでいたわよ」と言われました。

「実は今日、おふくろの命日なんです。だから先生の所に来てるんじゃないかと思って、楽しみにしてるんです。今日は来てるかな?」と田村が先生をご紹介。暖かい拍手で迎えられた先生は、

「今日は来てません。安心してるんですよ、お母さん。あなたが病気の時に、一生懸命お力になって下さったんだから。あなたから感謝のメッセージをあげて下さい」と田村の質問に答えて下さいました。

 

 私達は肉体(ボディ)、精神や心(マインド)、霊魂(スピリット)から成り立っている。ところが生きていると肉体が中心だと思ってしまう。

 現実(物質)世界と霊的(宇宙レベル)世界があり、現実世界には時間があるので、肉体は滅びてしまう。また精神も無くなる。しかし霊魂は不滅である。

そして現実世界と霊的世界は「愛」で繋がっている。

 

 いま生きているのだから、現実世界は大事なこと。現実世界は学びのためにある。仕事のことや人間関係、親子関係とか学んでいく。ガッカリしたり、ネガティブになったり、落ち込んだりと深いレベルで感じていると、そういうことが増えていき、現実に起こってくる。どうしてだろうと深く掘り下げていったら、実は自分がそう思っていたからだと気づく。

そこで「ありいの法則」を活用する。

「あ」 あるがまま

「り」 リラックス

「い」 いまこの瞬間、ここにいる

常に考えとか判断とか過去の体験とか記憶とか頭に出てくると思うが、「ありいの法則」に従い、いまを生きることが大事。

 

 エネルギーやパワーは筋肉にあるとか、丹田にあるとか肉体レベルでは言える。でも実際には霊魂にエネルギーやパワーの源がある。しかもこの源には無限のパワーがある。何故ならここは、宇宙のエネルギーと繋がっているから。我々の肉体レベルの親は人間の両親ですが、それを創ったのは宇宙を創った創造主(神)である。

 

 我々は自由である。

いまから本当にやりたいこと、魂が喜ぶことを早く見つけてほしい。

 

 質疑応答では、

「身体の痛みで治療中なんですけど、身体中走るような痛みがある。この痛みが治らなかったらどうしよう。治療費もかかるし」というお客様からのご質問に先生は

「痛いと感じることは自分の身体が発していること。自分で痛みを感じてあげること。病院へ行ったら痛み止めをくれる。でも飲みつづけていると、痛み止めは効かなくなる。身体に対する感謝と愛情を一緒に感じてやれば、身体は分かってくれる。体験してください」

先生も実際に手術を勧められるほどの酷い膝の痛みに耐え、痛み止めも飲まずに膝に謝ったり愛情注いだりしているうちに、突然痛みが消えて治りました。

 

 「こう言う考えを理解して実践しても私は、我慢できずに、起き上がる時には、大声を出して痛がった。先生は、痛みをご自分で治してしまった。この世の魔法使いですね、……。それでも1ヵ月我慢し入院したら、痛みの元がありました。歯の細菌が腰に集まって炎症を起こしていました。まさかの歯からの細菌。皆さんも歳を重ねています。全部病の元は、細菌だそうですから、これからは、特に歯の細菌には注意して下さい」と田村が締め、木曜会は閉会いたしました。

 

 中森先生、お客様、雨の中ご来場いただきまして、有難うございました。

 

                          (平成30年9月22日 古谷 記)