今週の木曜会のゲストは、10年ぶりにマダム・ホー先生をお迎えいたしました。先生はロス在住の国際的な同時通訳者であり、風水師でもあります。

今回はミリオネアでもある先生にお金を貯め、豊かに生活するヒントについて語っていただきました。

 

 幸せというのは「愛情」「健康」「お金」のバランスが大切である。人生、山あり谷あり、いろんな事が起こってきます。問題が発生するという事は、天からのメーセージです。それは今までのやり方では駄目、変えなさいということ。もう一つのメーセージはあなたが成長する時が来たこと。ダイヤモンドは掘り出されても普通の石ころであるが、エイトスターのように、完璧な形に削ることによって輝く。いろんな試練が来ても、そのつど研磨される。それがいつか輝く。研磨されることを嫌がる人は、石ころのままである。

 

 先生は大阪で両足に障害をもって生まれました。生まれて1年間、病院のICUで、足を石膏に固められた生活をしていたそうです。そのせいか型にはめられるのが嫌い、鳥のように自由にはばたきたいと幼少のころから思っていました。現在は華僑である、とてもやさしい夫、自由に何でもさせてくれる夫とめぐりあい、結婚されています。

 

 足が完治したおかげで、親からいつも「大きくなったら社会に恩返ししなさい」と言われ続け育って来ました。ご自身の体験から「機能回復分野=リハビリ」を勉強するため、16歳で渡米。南カリフォルニア大学で現在のご主人と出会いました。結婚後、共働きをし、ご主人の給料を生活費、先生の給料で銀行のローンの返済にあてていましたが、25歳の時に父親の介護のため、先生は一時日本へ。その為、失業することになります。その間、ご主人の給料がローン返済に回り、一人アメリカに残されたご主人は、生活費がなくなってしまい、コーラ1本も買えない日がありました。後でその事を知った先生は、大変申し訳ない気持ちで一杯になり、今でもご主人には感謝しているそうです。会場に一緒に来ていらしたご主人も、ニコニコしながらお話を聴いていらっしゃいました。今でこそミリオネアであるご夫婦ですが、昔は大変苦労なさって現在があるのですね。「お金がない時に相手がどのような態度をとるか、凄く良いリトマス試験紙である」と先生はおっしゃいます。

 

 お金持ちになるには給料だけではお金持ちになれません。給料は生活費を賄うもの。富を手にするのは「利益」。利益には二つあって、投資から出る利益か、ビジネスオーナーになる事。病気などになると、すぐに給料は止まる。今は銀行に貯金しても金利が安い。そこで不労収入がとても大切。例えば、株か不動産(家賃収入)。でも仮に投資をしたいと思っても、知識がないと失敗する。

アメリカでは「上場前の株を買いませんか?」とか、仮想通貨などは95%詐欺だと言われている。日本では平均的な国民のお金年齢が低いので、騙される人が多い。日本人のお金年齢をちょっと上げたい。それが社会貢献、日本への恩返しじゃないかと先生は思っているそうです。

 

 お金持ちになる為に、もうひとつ大事な事は、収入源を分散すること。

収入が1本(給料のみ)だと、一番ハイリスクである。収入源を分散することが大切。先生ご夫婦はそれぞれ3つ、不動産を中心に、全部で6つの収入源を確保しています。

 

 またお金の儲け方には次の4つがある。

1.     自分が働く(労働収入)

2.     人に働かせる(ビジネスオーナー)

3.     システムに働かせる(PC、ネットワークビジネス)

4.     お金に働かせる(貯金、投資はハイリスク)

 

 お金持ちになる一番の近道、それは心を切り替える事。

特に心(考え方)、そして知識と行動力。

どうにかなると笑って過ごせば、引き寄せの法則で良い話が舞い込んでくる。中には失敗する事もある。でもその経験がすべて血と肉となり、後に役立つ。

「富」は「人間的成長」と正比例する。

お客様も熱心に聴き入っていらっしゃいました。

 

 質疑応答ではお客様から「風水」について、ご質問がありました。

 

 風水は大きく分けて3つの流派がある。

1.     黒帽派(おまじない等をする)

2.     形状派(日本では特に多い。龍など、物の姿や形にこだわる)

3.     フライングスター風水(天・地・人、3次元のアプローチをする)

 

 先生はフライングスター風水を教えています。

フライングスター風水では「気」のエネルギーが、3つの大きなサイクルで変わる。1つ目は20年サイクル。2つ目は毎年のサイクル、3つ目は毎月のサイクル。風水の正月は立春からはじまる。毎年のサイクルからいうと、今年は2月4日から来年の2月3日までになります。金運の良い方位は南東。今年は西と北を避ける。また、出来れば南東の部屋で寝てほしいそうです。

 

 最後に田村が、今日偶然お誕生日だったご主人のために、サプライズで用意していたケーキとハーピーバースディの歌をプレゼント。お客様と共にお誕生日をお祝いし、木曜会は閉会いたしました。

 

 マダム・ホー先生、お客様、有難うございました。