今週の木曜会講師は、お馴染みの中森じゅあん先生をお迎えいたしました。

中森先生は今年最後のご出演になります。

いつもなら最初と最後に田村の挨拶がありますが、急用のため、挨拶が出来なくなりました。申し訳ございません。

 

 最初に先生はアメリカ留学をしていたお友達からお借りした、クリスマスツリーや雪などが刺繍された、赤いニットカーディガンを着用されました。

アメリカではクリスマス・パーティー等には、クリスマス用の洋服を身に着ける事が、習慣になっているそうです。

「きっと天使達も喜ぶと思う」と、顔を赤らめながら、恥ずかしそうに着用されていました。

 

 先生がスピリチュアルの事を話されるようになられたのは、結構後半になってからになるそうです。何故かと言うと、仲間内で話すのは良いけど、初めてお会いする方に、自分の経験からこうだというのは、恥ずかしいので、しないようにしていたそうです。ところが、イギリスに行った時、霊媒師の方に、

「あなた、本書いているでしょ。本も良いけど話しなさい」と言われたそうです。その方には、本を書いている事は伝えてなかったので、先生はとても驚かれたそうです。

人前で話すことは専門家でもないし、躊躇していると、

「どうせそうなるんだから」と言われたそうです。

それから何年かたってから、霊媒師から言われたように、スピリチュアルの話をするようになられたそうです。

 

 12月1日からオーストラリアのヌーサに1週間程行って、アクセス・コンシャスネスを学んできたそうです。素晴らしい教えに出合ったので、その学んで来たことを、少しでもお伝えできたら良いと考えているそうです。

 

 アクセス・コンシャスネスは日本ではあまり知られていないのですが、現在多くの国々で教えられ広がっていて、非常に深いエネルギーを中心としたもので、ヒーリングでもないし、ヒーリング以上のもので、スピリチュアルという括りも出来ないし、スピリチュアル以上のものだと、先生はおっしゃいます。

 

 先生が思っていた事を実践している。宇宙から教えられた事を、アメリカ人が現実レベルで実践した上、世界中で教えている。

頭で学ぶと言うよりは、体験するという感じで、色々な方々との出逢いや、不思議な出逢いをして来たそうです。

それも偶然とはいえないようなタイミングで……。

宇宙は色々な事をする。不思議な事とか、とんでもない事とか、思いもかけない事が起こった時には、必ずそこには理由がある。でも、それを深く考えなくて良い。それに委ねれば良いそうです。

 

 「私が体験したことを皆さんにお伝えするので、大事なのは皆さんがどう感じるか、そして実践なさるか……。」

 

 ここ数年、「考えない事」をお伝えしていた中森先生は、考えないで感じることが大切だとおっしゃいます。

「考える」という事は、思考判断、批判、理屈で理解しようと、全部頭で知りたいという事。

「考える事」が、制限になっている。

考えていなくても潜在意識の中に価値観、判断、教えられた事などがある。

 

 「99%が私達自身の知識とか判断とか考えではない」と言う考えを、アクセス・コンシャスネスは説いているそうです。

 

 私達の殆どが、生れた時の純粋なありのままの自分では無くなっている。

「本当の自分を生きるという事が、これからの皆さんの生き方を、大きく変えますよ。エネルギーで感じる事を、実践してほしい」と先生はおっしゃいます。

 

 また質疑応答では

「息子が受験前なのに、携帯でゲームばかりしていて、勉強をしない。どのように対処すれば良いか?」と、お客様からのご相談がありました。

「お父さんのエネルギーは息子さんを心配しているだけ。ゲーム依存症になるとジャッジしている。心配するという事をやめる事は出来ませんか?

息子さんを信頼する事。もしそれで良い学校に入れなかったとしても……。」

まだ納得されてないようなお客様に、先生はさらに続けて、

「あなたはそれを悪いことだと思ってるでしょ。その判断がある限り、息子さんのサポートはしてないことになるんですね。不安とか恐れとかのエネルギーが、お家に充満するんですね。」

 

 先生は、大人になった方々の心理療法をやっていて、多くの方が小さい時に、自分のあるがままを認められなかった、あるがままを認めて欲しかったと言われるそうです。自分は尊重されない、自分の存在を肯定されなかったという事で、自信をなくす方が多いそうです。

 

 「世の中の価値観を全部手放さないと、息子さんの能力が何処にあるか分からないですよ。大学を行かない事によって、すごく自分にあっているものが見つかるかもしれない。ご自分が心を開いて、宇宙から授かったお子さんが、あなたの所を選んで生まれてきたと言う考えは出来ませんか?

可愛いでしょ。お子さん」と中森先生。

「小さい頃はね」とお客様。

場内は大きな笑いに包まれました。

ご相談されたお客様も、安堵の表情と笑顔が戻られたようでした。

 

 まるで天使たちに見守られているように、場内は温かな笑顔に包まれて

木曜会は閉会いたしました。

 

 中森先生、お客様ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします。

 

 尚、早いもので、次回はいよいよ今年最後の木曜会になります。

今年も1年、木曜会にご参加していただきまして、有難うございました。

今年最後の木曜会は、恒例の忘年会です。

田村からお客様へ、この1年の感謝を込めて、ささやかなパーティーを企画しております。

軽食やお飲み物をご用意しておりますので、是非ご参加下さい。

そして、イタリアで大成功したソプラノ歌手が15分、素晴らしい歌声で、会を盛り上げてくださる予定です。お待ちしております!