前回は、波動の世界について漠然と考え始めたお話をご紹介しました。
そして、ある人がその答えのように現れて何気なく話しはじめました。
「すべての形あるものが発している波動を測定する機械が日本にあるんだよ」

今回は、その波動を測る機械のある場所に出向きます。

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その場所は東京は五反田のマンションの一室にあるMRA総合研究所。
磁気共鳴分析器・MRA (Magnetic Resonance Analyzer) と名づけられた、ビデオ・コーダーを前と後ろに二つに切った大きさの機械の前に座った江本勝所長は、顔の表情をまったく変えずに名刺を交換し、何の愛想もなく検査をし始めた。
(忙しいのに、ダイヤモンドの測定なんかするのか!!)
とでも思っているかのごとく、それは事務的に進められた。

「免疫反応、プラス21」
「ストレスに対して、プラス17」
「抑鬱に対して、プラス21」

となりに座った助手がノートに記録していく。
何をやっているのか検討もつかない。若干の説明をするときも、表情は、相変わらずであった。

その説明は、どうもこのように言っているようであった。

 ●免疫反応は、この検査対象が持つ波動が人の免疫力に影響を与えるもの
 ●ストレスは、外からのストレスに対抗する力
 ●抑鬱は、心にマイナスのエネルギーを取り入れてしまうことに対するブロック効果がある

そして、これらはそれぞれこのように考えているという
 ●免疫を中庸の象徴として
 ●ストレスを陽の象徴として
 ●抑鬱を陰の象徴として

その上で、実はこの機械であらゆる物資を最高の波動に調整しても、どうしても対抗できないものがあり、それは宇宙の超光線や人工的なエックス線、コバルトのような科学波動、電磁波に対してであり、それらにはまったくお手上げだと言っていた。
なにやら本当にわからない・・・・・・。

数字は、マイナス21からプラス21までの42段階で表示され、プラス21が最も高く、良い波動を出しているという意味だと説明した。100点満点という意味である。

「このダイヤモンドは、免疫と抑鬱は満点ですが、ストレスが満点には4点足りません。それでも大変高い波動を持っているのですが、その部分が何かを検査してみましょう。」
と言って、なにやら数字を打ち込んでは、むまた左手に持った鉄の棒と、右手に持った太いペンのようなものを、ギッチャギッチャ、ガッチャガッチャと自分の左手の中でこすり合わせているようであった。

「このダイヤモンドは、イライラの波動を持っています」

もしかしたら、このダイヤモンドを磨いたときにカッターの心がイライラしていて、その波動が記憶されているのか、と一瞬動揺した。
それは由々しき問題である。何が原因なのか調べなければならない。
純粋な心で完璧に磨かれているエイトスターに、イライラの波動があるとは・・・・・・。

もう一つのエイトスターにもあるのだろうかと、もって言った二つ目を機械に載せた。

「同じ波動です」
と、相変わらず無表情のままに言った。

おかしい。エイトスターにそんなイライラがあるとは思えない。
もしかしたら、と思って、持っていったエイトスターではない普通に磨かれているダイヤモンドを載せた。

「同じです」 と言った。

その時、フッと閃くことがあった。
意識が、ダイヤモンドが46億年前に地球の中で物資として固まるときの意識に同調していた。

「もしかしたらその波動は、ダイヤモンドが猛烈な高温・高圧のもとで固体化するときに感じ、取り込んでしまった、鉱物、特にダイヤモンド特有の想い、イライラのような気がするのですが・・・・・・」

と言って、持って言ったダイヤモンドの原石を機械の上に載せた。

「その通りのようですね。まったく同じ波動を持っています。」

ホッとしていた。
どうやら、人為的な波動ではなく、もともとダイヤモンドそのものが持っているイライラの波動のようであった。


それにしても、この波動とやらが本当なら、大変なことを測るものが目の前にあるものだ、と静かに心の中で興奮していた。
直感的に信じ始めている自分か゛そこにいた。

そして、鉱物がいろいろとマイナス波動を持っているらしいことに新しい衝撃を感じてもいた。

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エイトスターが初めて波動の測定をしました。
次回も引き続きMRAの測定のお話です。

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エイトスターは、美しい輝きを放ちます。
素晴らしい波動エイトスターの写真は、ホームページでご覧いただけます。