前回は、北インドのダラム・サラまで行ってダライ・ラマ14世にエイトスターをお届けしたお話をご紹介しました。

今回はその旅の後半、南インドでサティア・サイババにお会いしたお話です。

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ダライ・ラマ14世にエイトスターダイヤモンドをお届けした帰りに、南インドにおられるという神人サティア・サイババを突然に訪ねた。
まだ日本には紹介されていない時期だった。

サイババはいつもはプッタパルティにおられ、一日に2回祝福の時間を持っている。
普通は数千人から多いときは数万人も集まり、皆、
5日とか一週間とか何日も泊まってお声がかかるのを待つのだそうだ。
今回の旅では、たった一晩しか時間がなかったので、プッタパルティまで訪ねていると到着の翌朝の祝福の時間しか参加できないところだったが、ある閃きがあって確認したところ、
その日は車で3時間半も北のバンガロールに滞在なっていた。その地はちょうどプッタパルティに向かう為の通過地点であった。
すべてが完璧に用意されている。
ここならば、夕方の祝福の時間にも参加することができた。

そして、幸運なことに、何千人もいる中で、個人的なインタヴューに呼ばれた。


サイババは、社主(田村)に尋ねた。

「悩みはなにか?」 と。

「悩みはありません。
スワミ(サイババ)にダイヤモンドのことをうかがいたいと思います。」

そう言って、五年前に完璧に輝くダイヤモンドを磨いたこと、そして、ダイヤモンドにはどういう意味があるのかを尋ねた。

それに対して、ほとんど間髪いれずに、「ダイヤモンドとは・・・・・・」と、右のこめかみのあたりを右手の人差し指で指しながら答えてくださった。

「それは誰の心にもあるもので、
ダイ・マインド(Die Mind)、すなわち、欲望を滅したときに自我・心は平安になるという意味だ。
そして、ダイヤモンドのように純粋な美しい心・気持ちとなる。
それが、神の心、ディア・マインド(Deer Mind)だ。
したがって、私にとってダイヤモンドは、物質的なものではない。」


そうなのだ。
究極的にはダイヤモンドは物質としてではなく、見えない物質、心を磨く象徴として存在しているのだ。
それを明らかに五感で感じさせるために、地上に存在していたのだ。
そして、そのことを人々に知らせるためにエイトスターが生まれ、不思議な物語を積み上げさせられ、いま、完全な心のダイヤモンドになっている…・・・。


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七つの不思議に続いて、こうしていろいろな人物との出会いがあり、不思議なダイヤモンドは、ますます新しい意味が加えられていきました。

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エイトスターの七つの不思議は、ホームページ
でご覧いただけます。