前回は、アメリカのアカデミー受賞の大女優、シャーリー・マクレーンからの招待を受けて、アメリカのカリフォルニア州にある、マリブの別荘に招待されて向かうところまで紹介しました。

今回は、いよいよ別荘に到着したところからです。

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一時きっかりにベルを押した。友人らしき人が出てきて、玄関のドアを開けた。

そこはもう、一変して素晴らしい世界であった。
先ほどの道側からの殺風景なたたずまいがウソのようである。玄関からでも海は目に飛び込んでくる。海に突き出たベランダに案内される。

そこは広い海を独り占めするかのようにマリブの別荘の人たちだけのプライベート・ビーチが広がり、静かな海はただ小さな波を砂浜に寄せるだけの、ロマンいっぱいの別荘であった。犬を二匹連れた婦人が砂浜を散歩していた。その砂浜では、数十羽の鴎(カモメ)が、何かをついばみながら群れをなして遊んでいた。

そんな時、突然うしろから声がかかった。
振り向くとシャーリーであった。あのアカデミー賞の大スターが、目の前に立って笑っていた。あまりの肌の白さに心の中で驚いている瞬間にも、その場は温かい雰囲気でいっぱいとなった。初めて会ったというのに、ぎくしゃくとした白々しさは何もなかった。

そして挨拶もそこそこにベランダに席を設けて話し始めた時、玄関に別のお客がやってきた。なんということだろう、ケヴィン・ライアーソンとマネージャーのクリスチャンであった。約半年以来の再会に旧交を温めて、その場はよりいっそう温かく自然な雰囲気となり、話がはずんだ。

はじめの30分あまりはシャーリーの活動の話題で過ぎていき、いよいよダイヤモンドの話となる。

今回は、エイトスターダイヤモンドとその不思議な話を聞きたいというシャーリーからの招待であったので、彼女も身を乗り出してきた。
説明を始めてすぐ、納得できないことは何でも質問するというシャーリーの態度が印象的であった。

シャ 「どうして今まで誰にもできなかったの?」
シャ 「それがなぜあなたにできたの?」
シャ 「それを完成する時は、どんな状態で、どういう気持ちだったの?」
シャ 「それは上から降りてきた感じだったの?」

と、質問は鋭く、単刀直入であった。
こちら(社主の田村)は、ありのままを正直に話す。

田 「アイデアや考えが上から降りてきたという感じではありません。ただ見えたのです。感じたのです。ひたすら一生懸命に美しいダイヤモンドを造りたい、と思って夢中になっていただけなのです。ただわかったのです。」

通訳を挟んでの伝達は、まどろっこしいもので、シャーリーもそれを感じていた。

シャ 「カッターはあなたの言うことをなぜ信じたの?」

田 「彼は私を信頼していました。今までの研磨の常識と違うことを要求しても、彼はその通りに磨いてくれたのです。」

次から次に質問が続いて、それに答え終わった時、さらに突っ込んでくる。

シャ 「だからこのダイヤモンドは、何だというの?」

その時、静かに聞いていたケヴィンがこのダイヤモンドの持っている意味を静かに話し始めた。
前回のリーディングの時に精霊ジョンが語った話に加え、ケヴィン自身が勉強した鉱物の持つエネルギーについても、説明していた。
さらに、ケヴィンのマネージャーのクリスチャンが、なんと鉱物学を修めた専門家であったので、ダイヤモンドの持つ鉱物としての特性を完璧に語り継いだ。
特に結晶の持つ硬さの意味について、英語で理解している彼が、学問的に完璧に伝えきった。

頃合を見て、二人に続けるように、極められたダイヤモンドがなぜ美しいのか、どう美しいのかをダイヤモンドの美しさの結論の話として図を描きながら説明した。


そして、ダイヤモンドそのものの話はひとまず置いておいて、ちょっと他の話をさせて欲しいので時間をいただきたいと言った。

「オフコース」 と言って、シャーリーは座り直した・・・・・・。


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次回はダイヤモンドに起こった不思議やお話をシャーリーに紹介する話題です。

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