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 Eメールでのブッキング依頼について

 今やEメールはブッキングを依頼する際の、マストアイテムと言えよう。

 各ライブハウスのWEBサイトには必ず連絡先としてEメールアドレスがあるはずだ。(ブッキング専用のアドレスを持つ店もかなりある)
 そのアドレスにアナタたちのアピール文と音源をUPしたサイトのURLを書いて送るのだ。ネット環境が自宅に整っていれば、もちろん郵送費は0円だ。



<メール 英文サンプル>

I have the pleasure of writing to you for the first time.
This e-mail is sent from Japan.
We are "バンド名" a R&R band in Japan
We usually perform in Japan.
We plan to perform in New York next March.
We want to perform in your club.
We would love a booking in your club.
We will give a wonderful performance.
The people in New York will be impressed.

Please let us know by e-mail if you have any openings
I am looking forward to your good reply.
Bye for now.

our website
バンドのWEBサイトのURL

自分の名前
マンション名 番地 町名 郡区名 県名 郵便番号 Japan
自分のEメールアドレス
tel +81x-xxxx-xxxx fax +81x-xxxx-xxxx

**********************************************


<サンプル 日本語訳>

はじめてメールさせていただきます。
このメールは日本から送ってます
私達は日本のエイトマイルロードと申します。
普段は日本でパフォーマンスをしています。
私たちは、次の3月にニューヨークでライブを計画しています。
私達はあなた達のクラブで演奏したい
ブッキングしてください
私達はすばらしい演奏をお見せします
ニューヨークの人々は感動するでしょう。

返事はEメールでお願いします
良い返事を待ってます。
では、さようなら

**********************************************



 オレこのようなメールを、以前ピックアップしていた店(ブッキング-3~5節参照)に30~40件ほど送った。

 送った時期は、決行予定月の3ヶ月前だが、後々の何件かの店からきた返信メールで依頼をするにはやや早すぎたことが発覚。NYのライブハウスのほとんどは2ヶ月前からスケジュールを埋めていくようだった。

 しかしながらこのタイミングについては時期(時代)によって差があるような気がする。
日本に置き換えての話となるが、5年前と今ではライブハウスのスケジュールの埋まる速度が変わってきている。最近ではダンスとかブラック系,もしくはお笑いに若い人がなびいているせいだろう、以前ほどライブハウスのスケジュールの埋まりはよくない。
 という事例より、アナタがNYでライブをやりたい時期に、あちらでのライブハウスのブッキング受入れ状況がどうであるかはわからない。

 従ってアナタたちの決行予定が後ろにずらすことが不可能なのであれば、やはり少し早めにアプローチをかけておいたほうがよいだろう。



 当然のことながら、宛名や手紙の文面は英語でなければならない。

 サンプルとして先日リストアップした southpaw というライブハウスにデモを送付することにしよう。



<宛名>

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 図のように、封筒の表面に差出人と受取人両方を記入する。住所の書き順が日本語と違うので注意が必要だ。日本語だと、

郵便番号→都道府県→市郡区→町名・番地→ビル/マンション名→氏名

となるが国際郵便だと逆の、

氏名→ビル/マンション名→番地・町名→市郡区→都道府県→郵便番号→国名

となる。


先日、リストアップした店 southpaw の宛名はこうなる。

southpaw
125 Fifth Ave.
Brooklyn, NY 11217
USA


お店の住所は大抵WEB上の Booking か Contact というキーワード下に見つけることが出来る。



<手紙 英文サンプル>

I have the pleasure of writing to you for the first time.
This letter is sent from Japan.
We are "バンド名" a R&R band in Japan
We usually perform in Japan.
We plan to perform in New York next March.
We want to perform in your club.
We would love a booking in your club.
We will give a wonderful performance.
The people in New York will be impressed.

Please let us know by e-mail or telephone if you have any openings
I am looking forward to your good reply.
Bye for now.

our website
バンドのWEBサイトのURL

自分の名前
マンション名 番地 町名 郡区名 県名 郵便番号 Japan
tel +81x-xxxx-xxxx fax +81x-xxxx-xxxx

**************************************************



<サンプル 日本語訳>

はじめて手紙を送らせていただきます。
この手紙は日本から送ってます
私達は日本の“バンド名”と申します。
普段は日本でパフォーマンスをしています。
私たちは、次の3月にニューヨークでライブを計画しています。
私達はあなた達のクラブで演奏したい
ブッキングしてください
私達はすばらしい演奏をお見せします
ニューヨークの人々は感動するでしょう。

返事はEメールでお願いします
良い返事を待ってます。
では、さようなら

**************************************************



 以上を書いたものをプリンターから印刷し、音源とアナタのメールアドレスや住所などを加えて送付物は完成だ。CDは破損の恐れがあるためエアパッキンで保護したほうが良いだろう。



 最後にデモ郵送についての注意だが、WEBサイトのブッキングの注意事項が書いてある場合は必ず読んだほうがいい。
 Eメール限定だったり、何時から何時の間に電話で受付など、お店によってはブッキングの方法について細かく指定しているケースも多いのだ。

 最近の状況をざっと調べてみたところ、やはりEメールでの受付が主流のようだ。ライブ実現をより確実にするためにデモ郵送を行うかどうか。アナタ自身のご判断にお任せしたい。

 まあ、今やるにしてもオレは郵送するだろうね。



<英文中の電話番号について>

文中に電話番号を記載するならば、国際電話を考慮する必要がある。


※日本側の電話番号を 03-xxxx-yyyy とする。

NYの携帯電話からかける場合。
+813-xxxx-yyyy
NYの固定回線からかける場合。
011-813-xxxx-yyyy


※日本側の電話番号を 090-xxxx-yyyy とする。

NYの携帯電話からかける場合。
+8190-xxxx-yyyy
NYの固定回線からかける場合。
011-8190-xxxx-yyyy


携帯電話をプッシュするときの“+”は、数字の“0”を長押しすると出る。

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 デモの送付について

 まず断っておきたい。
 オレたちがNYライブに臨んだのは4年前だ。この間のインターネットの普及率の上昇は相当なもので、以前よりも増してWEB上でのデモ試聴が行われるようになっている。

 よって、あえて次章以降に案内するEメールと電話のみでのブッキングアプローチというのも一考である。

 しかし、より確実にNYでライブをやりたいのであれば、やはりデモ音源は送ったほうがいいと思う。なぜなら……。


 「Eメールは軽い」のである。そして……

 「電話は怖い」のだ。


 Eメールは受け流される可能性が高い。
 自分が店の人間になったとして考えてみよう。Eメール、郵送、電話のうちで、忙しかった場合どれを後回しにするかと言えば、まずはEメールだろう。店にはブッキングに限らず日々いろんな種類のメールが多数届くであろう。後回しならまだいいが、目にさえ留まらない可能性もある。

 もちろん、わざわざ郵送した音源が書類の山の上に放置されてしまう可能性もあるだろう。しかし、こちらはライブをやりたいという発信する側の立場なのだ。確実にブッキングするため、少しでも多くの種をまくにこしたことはない。



 海外にデモを郵送するのは以外と簡単だし、費用も思ったほどに高くない。

 まずどこから送るかということになるが、主な国際便を扱う運送会社は、

 日本郵便(郵便局)
 http://www.post.japanpost.jp/index.html

 Fedex
 http://fedex.com/jp/

 DHL
 http://www.dhl.co.jp/ja.html

 など。

 一説、「国際郵便(郵便局)は宛先に届かないこともあるので、FedexやDHLのほうが確実である」と耳にすることもあるが、発展途上国ならまだしも、日本、アメリカ間においてそれはあてはまらない。
 加えて上記3社を比較すると、郵便局が破格的に安く、到着日数も大差ない。よって、送付に利用する会社は郵便局をお勧めする。全国どこの郵便局窓口で受付けているというアクセスの良さもすばらしい。

 国際郵便 料金・日数を調べる
 http://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/result.php?lang=


 上記のリンクよりNYまでの郵送料金と日数を調べてみた。

 ※東京~NYC 重量はCD1枚程度とした場合


 国際スピード郵便  到着日数3日 1200円

 航空便  到着日数7日 600円

 エコノミー国際便  到着日数2週間 380円


 いずれも航空便の料金と所要日数だ。
 どうですか。驚くほどに安いでしょう? 所要日数も思っていたより短くないですか? 国内に荷物を送るのと大して変わらないのだ。

 どのプランにするかは用途と予算を考慮して決めるといいだろう。最安のエコノミー国際便でも到着に2週間ほどだ。余裕をもって準備を進めているなら、これで十分だろう。


 次回は、郵便に同封する手紙と宛名の書き方について。