コワイそこそこ行く中華店にて、 注文以外の口をきいたことがない女給が、 オレが手にしていた文庫本の表紙を指差してこう言ったのだ。 「コレ、カオがコワイです……」 タイトルがタイトルだけに 自分を否定されたような気がした。