長い冬も終わり桜の季節が近づいてきた。

 

吾輩の散歩は、まだ儘ならぬというか、そんなに歩けないが、たまに見る空や眩い木々を見るのは心地よい。

 

家の中でドラマなんぞ見てる場合ではないのじゃワイ!!

 

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 気温の寒暖差で体調不良気味で、運動不足でドラマを見ると、感動もやや控えめでした。やはりドラマは心身充実した時に見るべきでした。まあそれ以上に冬ドラマが低調だったことが原因かもしれません。それでは恒例の独断的なドラマランキングです。

 

第1位 「となりのナースエイド」日テレ(水)22時

 

 最後の終わり方は「編集ミス?」と思ったほど、不可解な終わり方でした。しかしこれまでのコメディー、医師もの、サスペンスが複雑に絡んだ割にはさらりと流す斬新な展開に敬意を表して第1位としました。川栄李奈・高杉真宙と矢本・吉住のコンビは最強でした。

 

第2位 「さよならマエストロ」TBS(日)21時

 

 まあ予想通りの結末でした。最後まで西島秀俊さんの指揮者の表情(口を開けて笑うのはどうかと思うし、せめて目は真剣に輝いて欲しかった!)に違和感を感じっぱなしで私自身は盛り上がれませんでした。芦田愛菜さんの屈折した演技はまだ及第点ではありません。今回は玉山鉄二・宮沢氷魚・當真あみの演技と魅力で見続けました。毎回のクラシック演奏が主役でしたね。

 

第3位 「沈黙の艦隊」Amazon prime ドラマ(再掲)

 

 最近WOWOWをやめてAmazon primeを見ていて、この映画(昨年上映)は見てなかったのですが、ドラマがあったので初めて見て感激しました。大沢たかおさん江口洋介さん玉木宏さんが半澤直樹風の迫力演技をしてくれます。しかしそれ以上に潜水艦の戦闘シーンがかなり具体的に描かれていて、いわば荒唐無稽な”原子力潜水艦一隻だけで日本が核抑止力に使用”する考えをリアル化しています。大昔に「Uボート」という潜水艦の戦闘映画がありましたが、その緊迫感を数十年ぶりに味わえて大感激しました。

 

第4位 「舟を編む」BS NHK(日)22時

 

 BSなので、なかなか見れないのですが少し見ると心地よいです。「舟を編む」は本(本屋大賞)を読んで映画(松田龍平)も観ています。昔の作品をより現代風にアレンジしていて辞書は あの”大渡海”で、池田エライザさん、野田洋次郎さんがいい感じです。何より”ほっとできる感覚”を持てるNHKらしいドラマです。

 

第5位 「グレイトギフト」テレ朝(木)21時

 

 あの”白い巨塔”の期待は大きく外れて、浅はかな殺人ギフトのドタバタ劇になってしまったのは残念です。反町隆史さんは一本調子、波瑠さんもどっちつかずの演技、最初の坂東彌十郎さんの貫禄で持ったドラマでした。一応最終回は見たので5位にランクしました。

 

 

 冬ドラマは低調でした。待ち遠しいドラマは「となりのナースエイド」だけでした。NHK大河「光る君へ」も「どうしてこのドラマを見てるんだろう?」と首を傾げることが多くなっています。もっと紫式部の日常を朝ドラみたいに描いてもらいたいものです、何か周辺の人間たちのキャラが薄すぎて印象に残りません。

 

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 日銀マイナス金利が17年ぶりに解除されましたが、予想に反して円安・株高となり日経平均は再び4万円に戻りました。今晩のFOMCで利下げが出たらさらに株価は上がりそうです。本当に少し株価が上がりすぎて、心配になってきたので3月配当確定後は利確売りに徹します。