我輩は健康保険証は持たなかった。

 

しかもペット保険にも入らずに、病気の時は毎日の五百円玉貯金で補うつもりじゃったが、結局、最後は治療代が嵩んで赤字になってしまったようじゃ。どうせ赤字になるのなら、

 

自助努力で健康であれば、保険なぞ必要ないのじゃワイ!!

 

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今はマイナンバーカードが騒がしいようです。

 

「マイナンバー」はもはや国民全員が保持しているので、反対も何もしようがないと思ってます。

 

 ただし、「マイナンバー”カード”」の健康保険証登録(登録しないと、来年秋には健康保険証が廃止になってしまうので大変!)は非常に騒がしいようです。

 健康保険証登録をしたのに、他人の情報が入っていたり、間違い、誤記がいっぱいという報道がどんどん出てきて本当に心配させられてしまいます。

 

 でもまあ、せっかくの新規システムなので何か便利なことがありそうです。

 

 マイナンバーカードに健康保険証を紐づけることによって、健康保険証が不要となるのは本当のようです(廃止なら当然のこと)。

 

  サラリーマンの企業の健康保険証も 

  国民健康保険証も 

  東京都国民健康保険高齢受給者証も 不要となるようです。

 

 つまり私にとっては、今まで持っていたビニールケース入りの紙情報(国民健康保険証、国民健康保険高齢受給証)が、マイナンバーカード1枚に変わって、毎年更新される紙情報を年に1回入れ替える必要はなくなります。また、多分ですが、病院で毎月保険証提示させられますが、その手間も省けるのかもしれません。

 いろんなトラブルさえなければ、結構便利なシステムです。

 

 しかし、ビニールケース入りの紙情報であれば(電車の紛失物のように)無くしてもそう心配はしないのですが、マイナンバーカードを無くしたら大事(おおごと)になりそうです。顔認証でガードされているとはいえ、そのセキュリティはローテクなので簡単に破られてしまって、いろんな”なりすまし”が可能となってしまうリスクがありそうなのです。何しろ男性でも他人の女性の顔認証できるという噂もありますので、まだまだ、顔認証が絶対に安全だと信用する段階ではないようです。

 なりすましで、確定申告の情報とか私自身の病院治療の情報を他人に見られてネット拡散とか悪用されたら本当に大変なことになると思ってしまいます。

 

 だから、マイナンバーカードを、これまでの紙の保険証のように財布の片隅に入れて”常時”携帯するのは、かなりの抵抗感があります。もう少し国の単位で十分議論され尽くしてから「これは安心だ」と思えるマイナンバーカードになってから健康保険証との紐付けをやった方が良さそうだと思ってしまいます。 岸田首相が言うように、当面、2029年までは「資格確認証」が使えるのなら、そうしたいものです。私はもらっても使いにくいマイナポイントなんて、いらないのです!!

 

 私の同年代の知人たちも大なり小なり同じ意見のようです。

80歳以上の高齢者は基本的にマイナンバーカードを”自力で作れない”方がほとんど。元サラリーマンリタイア者の多くが持つ会社OB用の健康保険も75歳付近までに使えなくなって国民健康保険に変更せざるを得ないので、今紐付けしたとしても2度手間になってしまう。またマイナンバーカードを常時持ち歩くのは気持ち悪い(銀行ATM機能ですらネットで家で操作できるのに、カードを持ち歩くなんてデジタル化に逆行している)、、、等々。

 

 これがまた、衆議院解散に絡む内閣支持率にも大きく影響しているのです。さらに健康保険証廃止の延期、変更は法改正が必要だと言うのも驚きです。また、長期的な目線では移民政策にも関係していそうです。「私は日本人です」という証明書としてもIDとしてマイナンバーカードを提示させられる時代が近いのかもしれません。

 

 防衛論争、社会保障、格差社会とかの話題よりもマイナンバーカードの健康保険証の議論がマスコミで優先されるのは、、、

異様なことかもしれないですね。

 

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米国国債の格下げは、米国では株は小動きで、日本では株は大暴落でした。何が何だかわかりませんが、夏枯れ市場なので様子を見るしかなさそうです!?