我輩はドラマを観るのは時間の浪費じゃと思う。
 
まあ現代人の人生は全て効率化されてしまって、食うだけでは時間は恐ろしいほどにあり余ってしまい、暇で暇で仕方なくなり「人生は暇つぶし」と達観する輩も出てきておる。それはそれで勝手にしてくれればいいのじゃが、、、
 
それでもドラマなぞ時間の浪費なんじゃワイ!!
 
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 何かをやるときにやたらと理由づけばかりして、本当の人生を楽しめない方が増えた気がしています。ハッと気がついたらもう死ぬ間際であり、走馬灯のように駆け巡る自分の人生の物語は、自分なりに納得できるものになっているのでしょうか? 否! 効率ばかりではなく、自分(の人生)とゆっくりと向き合ったり、他人の人生にしみじみ共感してみたり、今、ここで、自分が素直にやりたいことをしてみたりするのが、充実した人生になるのだと信じています。だからこそ、渾身の人生のドラマを知ることは決して無駄にはならないと思うのです。
 
 それでは、独断と偏見にまみれた春ドラマのランキングです。
 
第1位 「風間公親-教場0-」フジ月9時 4/10~
 
  月9の代表格のキムタクが登場。しかもSPドラマ「教場」の少しコワモテの刑事指導官で冷徹で最恐の教官風間がどのように誕生したかを描くそうです。しかも新垣結衣、北村匠海、染谷将太、小日向文世他の豪華メンバーが出演。これはもう見ちゃいますが、やっぱり木村拓哉はいくつ年を取ってもキムタクなんでしょうね。
 
第2位 「日曜の夜ぐらいは・・・」テレ朝 日 10時4/30~
 
 冬ドラマの「ブラッシュアップライフ」で日常の女性3人組の世間話の凄さを知り、似たような感じなのでついランクインさせてしまいました。清野菜名さんはファミレスのバイト、岸井ゆきのさんはタクシー運転手、樋口若葉さんは小工場で働くきわめて普通?の3人が関わっていくハートフルなドラマ。清野さんは「キングダム2」の羌カイ(きょうかい)の余韻が残ってます、凄かったです。
 
第3位 「合理的にあり得ない」フジ月10時4/17~
 
 天海祐希さん久々の登場です。やや荒唐無稽ですべりそうな内容ですが、天海さん(元弁護士の探偵)が出てくるので見てみたいです。人気絶頂の松下洸平君(IQ140の天才探偵)とで探偵バディ物です。”あり得ない”割にはIQ140というのは平凡な天才度合いで、アンバランスな感じを受けますが、まあ楽しめればカタイことは言いません。
 
第4位 「それってパクリじゃないですか?」日テレ水10時4/12~
 
  芳根京子さん、重岡大樹君(特許弁理士)と私には少し地味な感じ(失礼!私の個人的偏見です)なのですが、内容には興味あります。知的財産に関わる話がかなり出てくるようです。前前クールの中小企業庁モノ(「競争の番人」)に似た雰囲気を味わえそうなのでノミネートしました。パクるとなぜ悪いのか?それはどう裁かれるべきなのかに興味があります。
 
第5位 「ペンディングトレイン」TBS金10時4/21~
 
  未来にワープしちゃった電車の乗客たちが、元の世界へ戻ろうとするドラマです。なんとなくキワモノ的ですが山田裕貴君、赤楚衛二君、古川琴音さん、上白石萌歌さんが出てくるから大真面目なお話のようです。ふと「君と世界が終わる日に」のゾンビドラマを思い出しましたが、今回はそんな怖いものは出てこない?ので安心して観られそうです。萌歌さんは、少し抑えめの方がいいですね。
 
 他には、私が大ファンの小芝風花さんの「波よ聞いてくれ」(テレ朝金23時)は少し小芝さんらしくないので私は観ますが、ランキングとしては外れ。気になるラブコメですが志田未来さん風間俊介君の「勝利の方程式」(フジ木0時)も風間君が力み過ぎ?なので外し、波瑠さんの「わたしのお嫁くん」(フジ水10時)は結局見てしまいそうですが相手が高杉真宙君なので最初はランク外としました。奈緒さんの「あなたがしてくれなくても」(フジ木22時)も田中みな実さんが大の苦手なので割愛です(ごめんなさい)。
 
 東京は花吹雪も終わって葉桜となり、牡丹桜がしぶとく咲いてますが、もう小さなツツジ(クルメツツジ)が咲いています。早いものです、、、本当に桜は儚いですね。
 
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 株は金融システム不安が、終わったのかどうか、判然とは分からぬまま、4月は上昇気流だと息巻く方が多くなった気がします。こんな時は何かが起きる気がするのですが、単なる懸念のみで終わって欲しいものです。