本当に久しぶりに映画を観ました。
3年前にミッション・インポシブル フォールアウト を見て以来です。ゴルフ三昧やらコロナ禍による巣ごもりの影響で映画から長く遠のいていました。今回ちょっぴり勇気を出して見てみたら昔と変わりありませんでした。まあコロナ禍対策で体温チェック、手指消毒のうえの入場(開演10分前の入場:以前は30分前でした)で、館内では飲食以外はマスク着用で特にソーシャル・ディスタンスの配席でもありません、昔通りの映画館に戻っています。映画が完全に戻ってきたのです(^^♪
007シリーズは本当に歴史があります。子供の頃、ゴールド・フィンガー、サンダーボール作戦を映画館でドキドキして見た感激が今でも残っています。最初のプロローグの眼を見張るアクション、なんともキザというかカッコいいスパイが美女とも絡みます。そして凄いカーアクション、また小物ながら最新鋭の新兵器の数々、それでも立ちはだかる世界的な巨悪の組織とダークヒーロー達、そして最後に出てくる大物仕掛けの攻防戦。これらはお定まりのシーンなのです。それがなんと私の中では56年間も同じ映画として見えてしまうのですから感激します。主題歌で出演者名他を出すシーンも背景がなんとも素晴らしい動画で今回は特に感動しました。もはやアートの世界ともいえる美しさでした。そしてところどころにオマージュシーンが出て来ます。あの007テーマ曲の流れるトンネルで拳銃を撃つシーン、ダニエル・クレイグがどことなくスティーブ・マックイーンに似てるのでまるで大脱走の映画シーンのようなオートバイのジャンプシーンなんかは見ていて懐かしくて目が潤んでしまいました。
しかし若かったダニエル・クレイグも、もう53歳となり、肉体の筋肉、敏捷性は変わらないのですがどうやら今回で最後のボンドのようです。そのため次作につながる手のこんだシナリオがやや面倒くさいのが難点でした。しかし、アクションは本当に本当に素晴らしいです。
今回はマドレーヌがヒロインでとても美しいのですが私はCIAのパロマ(アナ・デ・アルマス)に圧倒されてしまいました。アクション、演技、お色気はこれぞボンドガールそのものなのですが、あくまでもCIAとして描かれていたのはやや残念でしたが、次作には必ずや再出演してもらいたいものです。また新007も次作でどうなるかも気になるところです。Qは若返って生き生きとして良かったのですが、元QのMI6部長はやや貫録が不足していたかもしれません。そしてなんと言っても最後のシーンには驚かされましたね。(これは映画館でご確認ください)本当に007は永遠です。
最後にエピローグで出てきた米国小説家ジャック・ロンドンの一節が象徴的でした。
「・・・。人間の適切な機能は、存在することではなく、生きることです。・・・私はそれらを延長しようとして私の日を無駄にしません。私は私の時間を使います。」
まるで「葉隠」の精神に通じるような一節です。”武士道とは死ぬことと見つけたり” 単に生きるのではなく魂を生かすのが人間の努めという一節とほぼ同じです。そういえば英国も騎士道精神があり、日本の武士道精神とほぼ同じと言われていますね。
NO TIME TO DIE とは 直訳では”死ぬどころでない”という意味ですが、結構深いようです。 エンディングでルイ・アームストロングが"we have all the time in the world"(愛はすべてを越えて)を歌いその言葉はボンドからマドレーヌに言った言葉でもあるのです。「時間はいくらでもあるよ」と永遠の愛を囁いていました。つまり NO TIME TO DIE の本当の意味は批判を恐れずに私見を言うならば 「愛は魂がある限り永遠だ」ということみたいです。
やっぱり ジェームズは英国紳士の騎士道精神を貫いていますね、気障だけれど(^^♪
おまけ)上映時間が163分(2時間43分!)とすごく長いので、事前にトイレに行っておかないと大変です。映画館ではかなりの人が途中でトイレに立っていましたね!?(もちろん、私は事前準備万端でしたよ)
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これから有名映画が続々と登場します。12月は 「マトリックス」 と 「キングスマン」があり来年は今年公開予定が遅れてしまった待望の 「トップガン」があるので楽しみです!!!
